成人になれば、
ほとんどの方が親知らずの抜歯を一度は経験された事が
あるのではないでしょうか。
親知らずは必ず抜く必要がある歯ではありません。
親知らずの歯がドナー歯として、
いざという事に使用できる事があり、
抜かないメリットもあります。
ただし、多くの親知らずが、
その他の歯や口腔内に影響するケースが多く、
結果として、抜歯する事が多いのです。
ただし、全ての親知らずを抜く必要はなく、
影響がある親知らずのみの抜歯をオススメします。
それでは抜歯する親知らずとはどのような親知らずなのか
ご紹介していきたいと思います。
1、痛みや腫れがあるとき
痛みを感じるようになるという事は
親知らずの周囲に細菌が溜まってしまい炎症を繰り返している場合。
2、他の歯に影響があるとき
他の歯に圧力をかけるようになっている場合。
3、虫歯・歯周病のリスクがあるとき
ブラッシングが難しい場所にあり、虫歯や歯周病の原因になっている場合。
以上の3つが通常の日常生活において、
親知らずを抜いた方が良いケースとなります。
その他、歯列矯正や妊娠前等にも
親知らずの抜歯を検討するタイミングはありますので、
信頼できる歯医者さんに相談して決めるのが良いでしょう。