花粉症の方にとっては
辛い時期に入ってきました。
以前まで花粉症ではなかったのに、
突然花粉症になったという方も
増えているみたいですね。
実は、この時期は
歯医者さんへ来院される患者さんが
増える時期でもあるのです。
どのような患者さんが来院されるのかというと、
虫歯や歯周病ではないのに、
歯しみたり、歯が痛いという理由の患者さんです。
この要因としては、
齒に原因があるのえはなく、
多くの場合は花粉症から併発する、
副鼻腔炎です。
副鼻腔炎とは頬骨の奥にある空洞が炎症する病気で、
鼻の中が腫れて黄色い鼻水がたまり、
細菌がたまる事によって炎症を引き起こします。
この副鼻腔は上の奥歯の近くに位置していて、
炎症によってもたらされる、
圧が齒の痛みを引き起こします。
もちろん副鼻腔炎は
花粉症だけではなく、
風邪等から発性する場合もあります。
ただ、花粉症の方にとって辛い時期は
副鼻腔炎の患者さんが増えるのです。
齒の痛みは一度歯医者さんにみてもらって、
もしその可能性が高い場合は耳鼻科という流れになります。
最近では花粉症治療も進んでいるようで、
もし症状が酷い方は一度検討されるのもよいでしょう。