LINE

078-785-4182休診日:木・日・祝祭日

午前診療: 10:00〜13:00
午後診療: 15:00〜19:30(水曜日・土曜日は18:00まで)

入れ歯の細菌

入れ歯は自分の歯に比べて、
どうしても細菌がたまりやすくなってしまいます。
 
やはり歯に比べると食事をする際に
食べかすなどが付着してしまいやすくなるからです。
 
できるのであれば、
食事の後は入れ歯を外して洗ってあげる事が
本当は理想です。
 
また着色の原因にもなってしまう、
タバコ、ワイン、コーヒー等も
細菌が付着する原因になってしまうので、
外して洗えない場合は、最後にお水を飲んであらい流してあげてください。
 
入れ歯に汚れがたまると、
特に高齢者にリスクが高いのですが、
食べものを飲む際、細菌が肺に入ってしまい、
誤嚥性肺炎を引き起こす可能性もあり、
注意する必要があります。
 
その他、入れ歯の汚れが溜まってしまうと、
口内炎等を引き起こしたり、
歯茎の炎症ができたり、
さらにはカンジダ菌という真菌が
粘膜に異常をきたしたりと、
お口の健康にも悪い影響を及ぼします。
 
結果的に、歯茎の形が変わり、
入れ歯も合わなくなってきます。
通常よりも調整の回数が増え、全ての要素においてマイナス面に働きます。
 
だからこそ、入れ歯は天然歯の時よりも
より一層心がけて清潔にする必要があるのです。
 
これは入れ歯とつきあっていく為には
避けて通れない事です。
 
ポイントは清掃の時はできる限り、入れ歯を外して、水洗いし、入れ歯専用ブラシ等で、
清潔にしましょう。
 
さらに、できる時には、
入れ歯洗浄剤でつけて、上記の洗浄でとれなかった細菌をとりのぞいてください。
 
根気がいりますが、習慣になってくれば慣れて苦に感じにくくなるかと思います。
できる所から一歩ずつ根気よく頑張っていきましょう。

コラム一覧へ
TOP
ネット予約