タバコは歯の健康に影響を及ぼす事は
誰もがご存知かと思います。
その理由として、
タバコに含まれます、ニコチン・タール・一酸化炭素を中心として、
その他数百種の有害物質が関係しています。
一般的に有害物質は体に良くないというイメージはあると思いますが、
当然、歯にも良くありません。
喫煙による、
ビタミンCの大量消費で、免疫機能が低下、
さらに、有害物質の影響で、
歯周病原菌が繁殖しやすい状態になります。
さらにメラニン色素の沈着で
歯肉も黒ずむ為、炎症を見逃しがちになります。
このように様々な要因が絡まって、
歯の健康状態に悪影響を及ぼす事は間違いありません。
今は歯周病でなくとも、
歯周病になるリスクは高くなり、現在歯周病の傾向がある方も
進行スピードは早くなります。
治療をしていても治りにくくなります。
現在、喫煙されている方は
非喫煙の方よりも丁寧に歯のお手入れをするのが大事です。
そして、もう一つ注意しないといけないのは
受動喫煙によって、周りの方、お子様をお持ちの方は子供の歯周病にも
影響を及ぼすと言われていますので、その点もよく気をつける必要があります。
喫煙されている方にしては
なかなか禁煙する事ができない諸々の事情がおありかと思います。
ただ、将来的に歯の病気は他の病気に影響を与え、
いずれ歯だけではすまなくなる、自分の健康を守る為に重要な事です。
きっちりメンテンナンスを怠らず、
歯科の先生と相談しながら、健康を守っていくようにしましょう。