新型コロナウイルスに感染しないようにするためには、手指を清潔にすることがまず重要です。
ドアノブや電車のつり革などにウイルスが存在し、それを触った手に付着することが考えられます。
その手で食事をしたり目をこすったりすると、感染することになります。
外出先から帰ってきた場合や食事の前など、こまめな手洗いをしてアルコール消毒をすることで感染のリスクを下げることが知られています。
新型コロナウイルスの感染経路として空気感染は考えられにくく、飛沫感染や接触感染がほとんどです。
換気が不十分な狭い場所に一定時間人が集まるのは感染の危険があります。
人が多く集まる場所、例えば電車やバスなどの公共交通機関による移動、それに様々なイベントなども、できるだけ避けるようにした方がいいかもしれません。
咳やくしゃみをする場合は必ずマスクを着用するか、もしくは腕などで口や鼻を覆うようにすることが大切です。
相手と会話をする場合には、できるだけ距離を置くようにしましょう。
使い捨てマスクは品薄状態であれば毎日取り換えることが難しくなりますので、繰り返し使用する際には1日使った後は中性洗剤で洗うようにします。
感染が広まっているからといって、過度に気にしたり恐れたりしないようにすることも大切です。
どのような病気に対しても同じことが言えますが、毎日の規則正しい生活、そして十分な栄養と睡眠をとって体の免疫力を高めることで感染を防ぐこともできます。
ウイルスに感染しても症状が現れない場合もありますが、感染の疑いの目安として37.5度以上の発熱が見られます。
発熱があるからといってあわてて病院を受診することは避けて、4日間程度は自宅で様子を見るようにと言われています。
いきなりかかりつけの病院に行っても新型コロナウイルスの検査はできませんし、他の外来の人との間の感染の危険もあります。
それでも症状が改善されない場合には、病院ではなく必ず保健所などの「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせるようにします。
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先行きの不安を煽る情報も多々ありますが、気を付けるべき点はきっちりとやりつつ、 「近い将来にこの問題は何とかなる、大丈夫だ」 と前向きに考えたいところです。
「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」
って瀬島龍三って方の言葉を思いだしました。