歯ブラシは7割しか綺麗にできない?

毎日の歯磨きは歯の健康を保つためにとても重要です。
多くの人はしっかり歯を磨いていると思いますが、実はそれだけでは不十分です。
正しい歯のケアの方法を知り、いつまでも自分の歯で生活できるように目指しましょう。

40代以降になると、歯周病・う蝕(虫歯)などが原因で歯を失ってしまう人が増えていきます。
そして大半の人は歯磨きもしていたのになぜ、という気持ちになります。
毎日、毎食後に歯磨きを欠かさずしているのに歯周病になってしまったという人は決して少なくありません。
ではなぜ歯磨きをしているにも関わらず歯周病・う蝕(虫歯)になってしまうのでしょうか?
そもそも歯周病というのは、歯の隙間や歯茎の隙間などに細菌(歯垢)が繁殖することで発症します。
この細菌は食事などで出る食べかすを栄養源として繁殖しますから、口内に食べかすが残っていて細菌が繁殖しやすくなっているのが大きな原因となります。
つまり普段の歯磨きだけでは汚れをしっかり落とせていないわけです。
歯ブラシで磨ける限界は7割と言われていて、どんなにしっかり磨いたつもりでも、歯ブラシだけでは3割の磨ききれない部分が出てきてしまいます。
そこから細菌が繁殖し、歯周病となり炎症を起こし、やがては歯を失う結果になってしまうのです。
40代を過ぎたらもちろんのこと、40代になる前から歯ブラシでの磨きだけではなく、残りの3割も綺麗に磨けるように対策しなければいけません。
そこで活躍してくれるのが歯間ブラシ、フロス、糸ようじです。

歯間ブラシ、フロス、糸ようじは歯と歯の間の汚れを落とすことができるアイテムです。
ブラシという言葉が使われていますが、細い紐のような部分で汚れを削ぎ落とすような形をしているのが一般的です。
ナイロンでできたタイプやゴムでできたタイプもあり、隙間の広さや材質の柔らかさなどで使い分けが可能です。
使い方は簡単で、ブラシ部分を歯と歯の間に入れ、前後に動かすだけです。
これでブラシが汚れを落としてくれます。
通常、歯と歯の間の汚れというのは歯ブラシでは落としにくく、どうしても汚れが残ってしまいます。
しかし歯間ブラシ、フロスや糸ようじ等を使うことで残った汚れもしっかり落とし、歯ブラシではどうしても落とせない2割の汚れも落としきれます。

では残りの1割はどうしたらいいのでしょうか?
どうしても毎日のケアだけでは徐々に蓄積される汚れ(歯石等)はたまっていくので、これは定期的に歯科医院で除去することが効果的です。

こうして歯周病・う蝕(虫歯)予防に大きな効果を発揮してくれるわけです。

歯ブラシでの歯磨きだけでは汚れを完全に落とすことはできません。
口内環境を清潔に保つためにも、歯間ブラシも併用して歯磨きを行いましょう。

子供の歯を守る

子供の頃からの歯のケアは非常大切です。
中でも虫歯菌を寄せ付けないのが一番。

子供の歯を虫歯から守るための歯磨きの習慣付けのポイント、そしてその他の注意点についても情報を紹介いたします。

大切な子供の歯が虫歯にならないためには、とにかく毎日の歯磨きに尽きます。
乳歯が生えてくる時期には個人差がありますが、早ければ生後3ヵ月くらいから、遅くとも1歳近くから始まります。
自分で歯ブラシが持てるようになるまでは、ふき取るタイプのクリーナーでこまめに拭いてあげましょう。

就園くらいの時期から子供は自分自身で歯ブラシを持ち、磨けるようになります。
しかし入学前くらいまではまだ磨き残しも多くあります。
食後の歯磨きの習慣を付けながらも、できれば仕上げ磨きまでしてあげるとなお良いでしょう。

ただどうしても嫌がってしまうようであれば無理強いはせず、口を十分にすすぐことに代えても構いません。

小学校に入るころには一人である程度のブラッシングは可能になり、また歯磨き指導も授業の一環として行われます。

この時期は歯の生え変わりが最も盛んで、抜けては生えることが頻繁に起こります。
そんな時、乳歯であればたとえ虫歯になっても新しい永久歯が生えてくるから大丈夫、という認識は間違いです。

なぜなら、乳歯の時にできた虫歯菌が歯の根元やその周辺などにも生息し、永久歯が生えたときにそのまま付着する恐れがあるからです。

このように、子供の歯を守るには原因となる虫歯菌を寄せ付けないことが重要ですが、そのほかにも気を付けたいのが甘いお菓子です。

虫歯予防の観点でいえばできるだけ避けたいですが、多くの子供は甘いものが好きです。
無理に我慢させる必要はもちろんありませんが、糖分が虫歯菌にとって最適な餌になることを十分に意識しましょう。
おやつを食べたら歯を磨いたり口をすすぐ、また飲み物はジュースではなく、水やお茶などを飲む習慣をつけるべきです。

甘いもののとり方も食後のみ・3時のおやつ等ま決まった時間では大丈夫ですが、常にだらだらと口の中に甘いものが入っている状態(飴、キャラメル等)はさけるべきです。

さらに、虫歯菌の原因は他にも、家族感染というルートもあるので油断できません。
スプーンや箸などを共有することで、両親の口腔内に残留した雑菌が繁殖するケースもあります。
衛生上の問題もあるため、食器は個人のものを使いましょう。

ちなみに鍋物を一緒に食べるのは問題ありません。

まとめになりますが、子供の歯を守るために必要なのは、食後の歯磨き、そして甘いものの摂取に気を付けることです。

幼少の時期から歯磨きをするように習慣付け、甘いお菓子の食べ方にも十分注意しましょう。
食べたら口の中をきれいにする、この積み重ねが大切な子供の歯を守ります。

歯の噛み合わせがもたらす影響

歯の噛み合わせの重要性

歯の噛み合わせが悪いと様々な影響を及ぼします。
虫歯や歯周病にかかりやすくなりますし、咬合関連症と呼ばれる全身症状にもつながりかねません。

今回は噛み合わせを悪くする原因や心配される症状のほか、その治療方法などをまとめてみました。

歯の噛み合わせが悪くなる要因

正しい噛み合わせとは、姿勢を整えたときの顎関節に左右や水平方向のずれが存在せず、前歯や奥歯もバランスよく噛み合う状態を示します。
これに対して、悪い噛み合わせとは、顎関節や歯並びのバランスが不安定で、咀嚼や発音などにも悪影響が出やすい状態を意味します。

悪い噛み合わせには上顎前突や反対咬合といった様々なタイプが含まれ、どのようなタイプに該当するのかは人それぞれです。
噛み合わせは症状として実感しにくい程度でも悪化しますから、自分で気がついていなくても噛み合わせを悪化させている可能性があります。
悪化させる代表的な原因として知られているのは、遺伝や虫歯のほか、日常的な悪癖や食習慣になります。

例をあげると、頬づえや爪噛みなどの悪癖を常日頃から繰り返しているときには、歯や顎に負担が生じるため、やはり噛み合わせを悪くします。
さらに、よく噛まずに食べる場合や、柔らかい食べ物しか食べない場合にも、噛み合わせの悪化に注意しなければいけません。

悪い歯の噛み合わせがもたらす症状と治療方法

歯の噛み合わせが悪化すると顎関節のバランスが乱れ、咀嚼や発音がしにくくなったり、口呼吸の増加に応じた口臭が発生したりします。
咬合関連症がもたらす身体の不調は多岐にわたりますし、噛み合わせの状態を気にしているのなら精神的にもスッキリしません。

悪化させないためには、姿勢に注意しながら日常生活を続け、悪癖をやめて食習慣を正す必要があります。
噛み合わせの乱れが既に起きているのであれば、その原因を把握したうえで原因別に治療を実践しましょう。

欠けた歯には補綴治療が望ましく、歯が抜けている場合には、部分入れ歯やインプラントを治療法として役立てられます。
悪い噛み合わせの原因が自分で改善不可能な歯並びなら、矯正治療や骨切り術が主要な治療方法に当てはまります。

このように様々な原因で悪くなりますので、噛み合わせの悪化を自覚していないケースはよく見られます。
悪い噛み合わせは咬合関連症なども心配されますから、セルフチェックで把握したらそのまま放置せず、原因別に適した治療を行いましょう。

成功者が歯医者へ行く理由

ビジネスやスポーツなどで成功する人の中に、歯医者へまめに行く人の割合が多いという事実は意外と知られていません。
確かに、テレビでよく見かける著名人には歯が白く、口元が美しい人が多いという点に気づくでしょう。
なぜ成功者には歯がきれいな人が多いのか、知っておけばすぐにでも歯科検診に行きたくなるような2つの理由を紹介しましょう。

各界で実績を挙げている成功者の多くは、自身の社会的役割への責任として、健康管理に気を配っています。
がんなどの定期健診はもちろんですが、歯に対しても例外ではありません。

実際、オリンピックに出場するトップアスリートには、内科、整形外科の他に歯科検診も義務付けられています。
なぜ歯が大切なのか、それは生きていくために必要な「食べる」という行為を司り、噛むことそのものが体に好影響を与えるからです。

私たちは毎日食事を摂り、活動するためのエネルギーを得ていますが、この食べるという行動は、まさに生きていくために不可欠なのは言うまでもありません。

また、咀嚼という行為は単に食物を消化するための手助けだけではなく、脳の働きを活性化したり、生活習慣病の元になる肥満の予防などにも貢献します。
このように、歯が健康に与える影響は大変大きく、常に成功し続けるためには健康な歯があることは必要条件なのです。

さらに、歯をきれいにしたことで出世した人たちには、ある共通点が見られます。
それは、白い歯になり口元が美しくなったことで自分に自信が持てたという点です。
出世するためにはたくさんの人脈を作ることが必要になりますが、そのためにはより多くの人と会って話しをしなければなりません。

その時、口元がだらしない、歯の色が悪いと印象が悪くなり、成功から離れていきます。
それに気づいたビジネスマンの中には、歯の健康を意識し、定期健診にこまめに通うようになった人が数多くいます。
彼らは皆、口元の印象が変化したことで自信を持って話たり表情が明るくなるなどして、結果として仕事がうまく行きました。
歯が及ぼす影響は、このように心理面においても大変大きな影響を及ぼすという意外な事実もあるので侮れません。

成功する人が歯の健康に気を配るのは、トータルヘルスケアとして、そしてメンタルを高めるという2つの意味があります。
健康な歯を持つことは食べるため、脳を活性化し病気を防ぐ、さらに見た目や心理的な自信を保つことにつながっています。
うまく行っていない状況を打破したい、仕事で成功したいと考えていたら、自分自身の歯についても今一度しっかり見直すことが必要かもしれませんね。

口臭対策について

口臭対策には歯みがきなどのオーラルケアの他、
普段の生活で行っている習慣に少し気を付けることでも予防方法があります。

その中でも、いつも口にしている飲み物に注目してみましょう。

実は普段水分補給のために飲んでいる飲料には、
口臭を強めてしまうもの、反対に抑制するものと2種類に分かれています。

口臭を強くしてしまう飲み物には、
清涼飲料水や炭酸飲料、そしてコーヒーが挙げられます。

具体的にはジュース類や果糖炭酸飲料などがあたりますが、その理由は糖分が含まれているからです。
糖分は口内の細菌を増殖させ、また歯に付着することで虫歯の原因にもなります。
さらに細菌が繁殖するとメルチメルカプタンというにおいを発するガスが発生し、これが口臭の元になってきます。

またコーヒーが原因になってしまう理由には、カフェインの作用にあります。
カフェインには利尿作用がありこれによって体内の水分が排出されますが、
口内で起こると口の中が乾く、いわゆるドライマウスの状態に近づきます。

さらにカフェインには他にも胃酸を分泌させる性質があり、
摂りすぎると胃酸過多の状態になり、やはり胃の中のにおいが上がってきます。

その他にも、コーヒーの色素沈着が歯や舌苔に起こると、
時間と共に成分がにおいを発してしまいます。
これらの飲料を飲む場合は、飲んだ後に歯みがきをする、水で口をゆすぐなどの対策を施して口臭の原因をできるだけ排除するように心がけましょう。

一方で、口臭予防に効果が期待できる飲み物が緑茶などのお茶類、牛乳、そして水です。
緑茶に含まれるカテキンやフラボノイドには消臭効果があるとしてよく知られていますね。

他にも、ウーロン茶やジャスミン茶などには抗酸化作用のあるポリフェノールやタンニンが含まれ、口内の細菌増殖を抑制します。

ただし、緑茶にはカフェインも含まれているので、飲みすぎるとドライマウスや胃酸過多にもなるため注意しましょう。

また、牛乳にはニンニクやたまねぎなどにおいの強い野菜、アルコールなどに含まれるにおい物質を、胃の中で膜を張って包み込んでくれます。

これらの食事を摂る場合は食前に飲むと効果を発揮しやすいので、おすすめされます。
そして口臭対策に最もふさわしいとされるのは水です。
水は口内の洗浄をするのはもちろん、胃酸の出を調整する働きがあると考えられています。

胃酸過多の時は抑え、胃もたれの時は胃粘膜を適度に刺激する、口腔内のみならず胃の中からもにおい予防のサポートをしてくれます。

口臭対策には普段飲んでいる飲み物に大変影響を受けます。

糖分の多いジュースや炭酸、コーヒーはにおいを強め、お茶や牛乳、水は弱めるといった性質があります。
さらににおいの原因は口の中だけでなく胃の中からも関係してくるので、いつもの飲み物に対して少し意識しながら対策をとっていきたいですね。

将来歯を健康に保つ方法

虫歯や歯周病を原因に歯を失う高齢者は数多く、歯の寿命を延長したいのなら成年や壮年期から対策を始めなくてはいけません。
将来を見据えて知っておきたい歯を健康に保つ方法をお伝えします。

歯の表面や歯の隙間に歯垢が付着すると、歯を支えている歯肉などが少しずつ破壊されていく歯周病の発生につながりかねません。
こうした歯周病は歯を失う主要な原因に数えられ、プラークコントロールによる歯周病予防が歯の健康を保つうえで欠かせない要因になっています。

歯周病予防を実践するのであれば、前提として週1回以上は鏡で自分の歯ぐきを観察することを心がけましょう。

歯ぐきは加齢にあわせて下がり始めますし、高齢になると唾液量も減り、口腔内の自浄作用は低下していきます。
鏡で歯ぐきの腫れや虫歯を見つけたときには、放置せずに治療を行うことが大切です。

虫歯や歯周病を予防するためには、もちろん正しい歯磨きの積み重ねが求められます。
歯周病予防には、歯の面に対して直角に歯ブラシをあてて動かすフォンズ法や、歯と歯ぐきの間に毛先を入れて細かく動かすバス法が推奨されます。
とはいえ、歯ブラシだけでは磨きにくい部分も多くありますから、部位に応じて補助道具の活用も検討してください。

歯と歯の間や奥歯の奥に加えて、歯と歯ぐきの間には、フロスや糸ようじ、タフトブラシや歯間ブラシなどの活用が向いています。

そもそも歯は削ると自然治癒しないので、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、歯が悪化する前の予防を重視しなければいけません。

自分で歯の状態に問題を感じていなくても、一生健康な歯で過ごしたいのなら定期的に予防歯科を頼る方法が適しています。

予防歯科では虫歯や歯周病の早期発見と早期治療を期待できますし、PMTCといった歯のクリーニングを受けられます。
このほかにもフッ素コーティングやブラッシング指導などを望めるため、将来を見据えて歯を手入れしたい人は予防歯科に相談してみましょう。

歯周病が既に発生している場合には、歯周病の細菌によって口臭のもとになる硫化水素やメチルメルカプタンが産出されます。
産出された毒素は歯肉に炎症を起こしますから、
歯周病予防を果たしたいときには口臭も注意すべきポイントに該当します。

口臭予防には歯や歯ぐきの清掃のみならず、舌苔が付着した舌の清掃など口腔のケアが役立ちます。
自分の口臭がどうしても気になる人は、消臭成分を備えた青汁や緑茶を飲用してみても良いかもしれません。

歯を健康に保ちたい場合には、日常的に鏡で自分の歯ぐきを確かめ、
正しい歯磨きを実践しましょう。

高齢者の口腔内のケア

高齢者の口腔内は清潔な状態を保ちにくいので、毎日しっかりケアをしなくてはいけません。
丁寧な口腔ケアしないと虫歯や歯周病だけでなく、身体や心のトラブルにも繋がりやすくなります。
何歳になっても不満なく生活できるように、口腔内の正しいケア法をマスターしましょう。

高齢者の口腔内はトラブルが起きやすい

加齢と共に、高齢者の口腔内には次のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • ・噛む力や飲み込む機能が衰える
  • ・唾液量が減少する…噛む力が衰えるため
  • ・虫歯・歯周病になりやすい…唾液量が減少するため
  • ・味覚が変化する…唾液量が減少し、舌に舌苔がつきやすくなるため

顎の力の衰えなどが原因で、噛む力が低下したり唾液量が減少すると、消化不良などの身体のトラブルを起こしやすくなります。

また唾液には、細菌の繁殖を抑制したり口の中の汚れを洗いながす働きがあるため、唾液量が減少すると虫歯や歯周病にもなりやすくなります。

丁寧なセルフケアを心掛けよう

口腔内だけでなく身体や心の健康を保つためにも、セルフケアはとても重要です。
ですから、正しいケアの方法を身に付けましょう。

  • ・歯磨き…力を入れずに1本1本丁寧に磨く(歯肉と歯の間、歯の裏側も念入りに)
  • ・舌のケア…スポンジや舌ブラシで優しく磨く
  • ・入れ歯のケア…入れ歯専用ブラシや入れ歯洗浄剤でぬめりを綺麗に洗い流す

こまめに歯医者で口腔内をチェックしてもらうことも大切です。
自分でケアができない高齢者にケアをしてあげるときは、ガーゼなどを使って上記のケアをしてあげましょう。

唾液を出しやすくするトレーニング

唾液の分泌を促すトレーニングをすることも大切です。

  • ・耳たぶの少し前にある耳下腺を、4本指でクルクルと回すようにマッサージする
  • ・顎の下にある顎下腺と舌下腺を親指で押す

顎下腺と舌下腺の場所はピンポイントで見つけにくいので、親指で顎の下をスライドさせながら数カ所、押すのがおすすめです。
これらのトレーニングを、それぞれ5〜10回を目安に1日数回行いましょう。
その他に、舌の体操も取り入れればよいです。
舌を頬の内側に当てるようにして、左右に大きく動かしましょう。

正しい口腔内のケアを継続すれば、清潔な口腔内や健康的な心身を保つことができます。
歯磨きや舌のケア、唾液腺のトレーニングなどを、毎日行いましょう。

日本人の歯に対する考え方

日本は先進国ではありますが、
歯に対する考え方は他の国と比べると引けをとります。

歯科先進国の北欧の方では、
歯科治療が19歳まで無料で、矯正も無料というところもあり、
国民の歯科に対する知識水準も非常高い現状があります。

一方、日本では虫歯も非常に多く、
一人当たり平均で30歳までに、約10本の虫歯治療をした
ともいわれている程です。

さらに、知らず知らずのうちに
歯周病に感染してる人も非常に多いのです。

ある雑誌の高齢者の方へのアンケートで
「今、何に後悔していますか?」
という問いに対して、
タバコや暴飲暴食でもなく、
歯のメンテナンスをしていればよかったという回答が
1位だったそうです。

歯は一度削ったり、抜いたりした場合、
生えてきたり、治ったりする事はなく、
人間の治癒力が及ぼない箇所でもあるのです。

歯は咀嚼以外にも脳の血液循環を活性化させるなど、
身体全体とも直結することがわかっています。

だからこそ一本一本が大事で、
日頃のメンテナンスを早く始める事が大切なポイントです。

  • ・普段の正しい歯磨き
  • ・定期的に歯医者でのメンテナンス

この2つをする事が歯をいつまでも健康に保つ方法です。

日本ではまだまだ
「歯医者は悪くなった時にいくところ」という考え方がありますが、
世界では
「歯を治療しなくて済むように定期的にいくところ」という考え方が定着しています。

今では虫歯の数が平均で1本以下の
フィンランドも以前は日本と同じように
虫歯大国でした。

そこから歯に対する考え方を見直し、対策し、
今の現状があるのです。

だからこそ、一人一人が歯に対する考え方を日本でも見直す事が求められています。

すでにメンテナンスを受けている方は問題ありませんが、
まだ受けた事が一度もない方は
1日でも早く歯に対する考え方を変えましょう。

少しの事が将来大きな事になりますので、
面倒だから、歯医者は嫌いだから、ではなく
今回のコラムをきっかけに、
きっちり定期メンテナンスするようにしていただければ嬉しいです。

子供の矯正と大人の矯正

【当院では矯正治療は行っておりませんので、信頼のできる専門医を紹介しております】

現代、メディアの影響もありますが審美の治療も増えてきて、
歯の審美に対する考え方がかつてよりも重要視されるようになりました。

歯並びや歯の白さ、審美といっても様々な観点がありますが、
今回は矯正についてお伝えいたします。

矯正のパターン

まずは矯正のパターンについてですが、
子供の矯正は大きく分けて2つ。
大人の矯正は1つ。

乳歯、混合歯列の時期の矯正治療は1期治療といいます。
この場合、乳歯が抜けて、永久歯が生えてくる時期でもあります。

つまり顎全体の変化が激しいタイミングである為、
慎重に治療を判断していかなければなりません。

1期治療をおこなう場合は前歯の永久歯が生えた時に治療する場合がほとんどでしょう。
さらにかみ合わせを整えながら、顎の成長をコントロールし癖なども修正していきます。

1期治療の期間は6ヶ月-1年が目安です。
次に紹介する2期治療よりも短い期間で治療を終わらせる事ができるでしょう。

永久歯が全て生えてからの矯正を2期治療といいます。

大人の場合は全てが2期治療になります。

歯は何歳になっても動きますので、
何歳になっても遅すぎるという事はありません。

この2期治療の期間は2年が目安です。

矯正に重要なこと

矯正によって、
歯並びを綺麗にし、上下のかみ合わせを良くし、
口元を美しくする事ができます。

矯正には専門医によって、
抜歯をする場合、抜歯をしない場合が
わかれてきます。

矯正は歯並びだけではなく、口元を美しくする事も重要です。
結果的に顔のバランスも良くし、
当然ながら、口腔内の健康と保てるようにしなけれななりません。

そこまで考えず治療を進めると
口元のバランス、かみ合わせの違和感等
トラブルになりかねません。

つまりそれらを踏まえて、抜歯するべきなのか、
しない方がよいのか、
どちらが良いかをきちんとアドバイスしてくれる
矯正の専門医をさがすようにしましょう。

矯正は費用も期間もかかる大事な治療ですので、
専門医としかっりと相談した上で判断するようにしましょう。

歯並びと健康

歯並びは大人になっても変化する?

歯並びは大人になっても変化するのをご存知でしょうか。

噛み癖や虫歯、歯周病とその要因は様々です。

歯並びが変化すると上下の噛み合わせのバランスが原因で、
あごの位置がずれ、筋肉や神経にも影響を及ぼしてしまいます。

その結果、頭痛や肩こり、腰痛が起こるケースも少なくありません。

特に働き盛りの年代、家事や育児で忙しい方、
そのようなストレスを抱えるタイミングがある場合は
知らず知らずのうちに歯を食いしばったりしているものです。

歯並びのセルフチェック

ご自身で歯並びをチェックする方法は、
鏡を見た時にあご先がどちらか片方が偏っているかどうか、
上の前歯と下の前歯の真ん中の線が1本で結べるか、
上手に発音できない等チェックしてみると僅かな変化でもわかるでしょう。

食いしばりに心当たりがある、
抜けた歯がある、ムシ歯を治療していない等、
もともと綺麗な歯並びでも
時間とともに変化していくものですので、
治療をしていない場合は治療、
食いしばりには意識やマウスピース等の対策をするようにしましょう。

歯医者でチェックしてもらうメリット

ただし、ご自身でのチェックよりも
歯医者を利用して、歯並びをチェックしてもらう事が本当は重要です。
その後の対処方法も相談する事ができますし、
ご自身で判断するよりも良いでしょう。

噛み合わせでどこに力が入っているかも
歯並びを見ると傾向がわかります。

もちろん治療を行う前には必ずカウンセリングをする歯医者が殆どですし、
じっくりと話し合いをしてから方針を決めることが大事です。

「こんな事で相談していいのだろうか」

「相談すると絶対に治療が開始されるんじゃないか」

「セラミックで高額治療になるんじゃないか」

等、不安を感じることもありますが、
最初はカウンセリングのみで、
その後の治療はあくまでも
ご自身で判断するものですので、
一切遠慮する事なく勇気を出して歯医者に相談してみてください。

解決への道につながります。
歯並びと健康は切っても切り離せない事なので、
一度チェックしてみるようにしましょう。

バクテリアセラピーとは

バクテリアセラピーとは

バクテリアセラピー

予防の中で注目されはじめているバクテリアセラピー

これまで歯医者は痛みや不調が生じてから受診するという
イメージが強かったのですが、
最近では痛みや不調が生じる前に受診する
予防歯科が大事だという認識も徐々に強くなっています。

まだまだ認識されていませんし当院では行っておりませんが、予防の中で昨今注目されているのが
バクテリアセラピーです。

バクテリアセラピーとは意図的に善玉菌を口内に取り入れる事によって
口腔内に存在している細菌の比率を整えて
口臭や歯周病、虫歯の予防に繋げるという方法です。

専門医から指導を受け気軽に行える予防方法であり、
予防歯科としては世界屈指の先進国である
スウェーデンやアメリカでは非常に浸透しています。

しかし国内ではまだ認知されはじめという事もあり
これからバクテリアセラピーが広まってくると思います(当院ではまだ行っておりません)。

ただ、同様の仕組みを活用した予防方法は
国内でも既に馴染み深いものがあります。

それは腸内細菌のバランスを良好にする方法です。

つまり、口腔内におけるバクテリアセラピーも
腸内細菌のバランスを良好にする予防方法と同じ仕組みなのです。

一般的に成人の口内にはおよそ300種類から700種類もの
多種多様な細菌が常に存在していると言われています。
隅々まで歯磨きをする習慣がある方でも
口内にはおよそ1000億もの細菌が存在するのです。

当然、良い役割を果たしている細菌がもあれば、
悪さをする悪玉菌もいます。

悪さをする悪玉菌の比率が多くなったり
力を強めてしまうと口臭や歯周病、虫歯を誘発する上に
症状が重症化すると口内にある悪玉菌が要因で心筋梗塞や糖尿病、
肺炎や認知症、早産という一見お口とは無関係に感じられる
全身の症状を誘発するので決して侮れません。

善玉菌を摂取する

バクテリアセラピーは
良い働きをする善玉菌を摂取する事で
口内に存在する細菌の比率を健やかな状態に整え、
お口はもとより全身の命に症状を誘発しないように
改善を目指すという考え方であります。

しかも、お口の先にある胃や腸にも
良い影響をもたらす事が研究により判明しているので、
口内に対してアプローチを行うと
結果的に腸内環境の改善にも繋げられると言われてます。

さらに、一度発生してしまうと全てを除去するのが困難な
胃のピロリ菌も減らせるため、乳酸菌入りの食品を使用して
バクテリアセラピーを進めていきましょう。

白い歯を維持する方法

歯の着色

歯医者で定期的にクリーニングをしている方は
特に気になると思いますが、
歯は短期間で徐々に着色していきます。

メンテナンスをしていない場合は
どれくらいの着色があるかの比較が目に見えてわからないので、
気にならないかもしれませんが、ケアをしなければ確実に着色は進んでいます。

クリーニングをした後はエナメルが磨かれて、
ツルツルの状態にになっているので、歯垢などの汚れは付きにくい状態ですが、
時間の経過とともにペリクルという唾液成分でできた膜が歯にはられていきます。

ペリクルは歯を守る為に大事な膜なのですが、
この膜にコーヒー、紅茶、赤ワイン、お茶の茶渋、その他タバコのヤニなどの
色素が蓄積されていきます。

そうするとくすみ、黄ばみが気になりはじめ、
その着色が蓄積され、歯磨きでも落とすことができない
ステインといわれる完全な着色状態になります。

こうなると歯医者でしか落とす事はできませんので、
歯医者でクリーニングをしてもらうようにしましょう。

着色を防ぐ方法

ただし、白い歯の状態を保つためにご自身で取り組める方法もありますので、
いくつかご紹介いたします。

1つ目はなるべく着色するような飲食物を控えるようにするか、
したとしても入念にその後、歯磨きをしましょう。

ただ、現実問題として、毎日習慣でコーヒーや紅茶、お茶を飲む方、
タバコを吸われる方にとっては厳しい方法ですよね。

2つ目はステインの着色に効果がある美白歯磨き粉を使用すると良いでしょう。

これではあれば、誰でもできますし、きちんと効果もありますので、
今すぐにでも始める事ができます。

歯のメンテナンスが重要

しかし、いずれもご自身の対策では限界があります。
歯は定期的に歯医者さんでクリーニングをして綺麗な状態を保つ事が
最も良い対策の方法です。

そうすれば歯石や歯垢も取り除く事で歯が綺麗な状態だけではなく、
健康な状態も維持できます。

習慣にするのはなかなか時間がかかるものですが、
一度習慣化してしまえば楽になりますので、
是非お近くの歯医者さんでクリーニングを定期的に受けましょうね。

ガムを噛む事による歯への影響

ガムを噛むことで歯に与える影響

ガムを噛むことで歯にどのような影響があるのでしょうか。

メジャーリーグの選手は試合中当たり前のようにガムを噛んでいます。
日本人の選手はガムを噛んでいる姿を見ることはないので、
試合中にガムなんて…と思われる方も多いでしょう。

メジャーリーグの選手がガムを噛む理由の一つとして、
ガムを噛むことによって、気持ちを落ち着け、リラックスした状態になるからだそうです。

歯に良い影響を与える

それは精神的な理由ですが、
それだけではなくガムを噛むことは、実は歯にも良い影響を与えます。

ただし、噛むガムの種類はとても大事です。

現在販売されている多くのガムはシュガーレスタイプですが、 一部のガムは糖分が多く含まれており、お菓子と同じ様に、
虫歯のリスクをあげてしまうので、歯にとって良い影響を与えることはありません。
しかし、シュガーレスタイプの場合にはキシリトールの成分が含まれているものが多く、
キシリトールの中のミュータンス菌が虫歯菌の繁殖を阻害する効果を持っているので、
ガムを噛むことで虫歯防止になるのです。

ガムを噛むと唾液が出るので、口内にキシリトールの成分も行き渡りやすく、
部分的な予防ではなく、全体的な予防に繋がります。

その他の影響

さらに虫歯予防だけでなく、ガムを噛む事で唾液の分泌量が増え、
細菌の繁殖を抑えたり口の中の汚れを洗い流すという効果もあります。

そして唾液は食べ物の消化を促し、
味を感じやすくしてくれる働きをしてくれる効果も期待できる為、
ガムを噛む事自体様々な利点があるのです。

ただ、仕事中などは噛みづらい状況ですし、習慣もなければ、滅多にガムを噛むことはないでしょう。

ただこれをきっかけに普段はあまりガムを噛む事がない方も
時にはガムを噛んでみる習慣をつけると良いかもしれませんね。

シュガーレスタイプのキシリトール成分があるガムにしましょう。

セラミックのメリットとデメリットについて その2

セラミックのメリットとデメリット

前回お伝えしたようにセラミックには様々なメリットがありますが、
一方でデメリットもしっかりと理解しておかなければなりません。

・デメリット 料金

セラミックのデメリットには
料金が高い部分があげられます。

セラミック自体は、非常に頑丈な物質でつくられています。
素材もそうですが、歯科技工士が制作する際にも
それなりの費用がかかります。

セラミックは、その部分から必然的に料金が高くなってしまいます。

当時に比べると近年では料金は安くなってきたものの
プラスチックなどと比較すれば料金が高いと感じる方も多いでしょう。

一本当たりの値段は歯医者さんによって異なりますが
相場では30,000円から50,000円はすると考えてよいでしょう。

種類も多く、質の高いものに関しては100,000円
近くするようなものもあります。

そこまでの金額になると、当然質は良いのですが、
なかなか手が出しにくいの現実でしょう。

検討されている方は、
メリット、デメリットもよく理解したうえで
かかりつけの歯医者さんの先生と相談し利用を検討してみるようにしましょう。

セラミックのメリットとデメリットについて その1

保険適応の歯科治療では銀歯(金銀パラジウム合金)を使用する事が殆どです。
しかし、アレルギーの問題等もあり、
最近では銀歯以外の治療方法を望まれる患者さんも少なくありません。

その中でも有名なのはセラミック。
今となってはセラミックという言葉を
一度は耳にされた事もあるかと思います。

虫歯もそうですが、歯並びなどでもセラミック治療のケースが増えています。

セラミックにはメリットもあればデメリットもありますが、
まずはじめにメリットをお伝えしてまいります。

セラミックのメリット・デメリット

・メリット1【見た目が美しい】

人の歯は基本的には白いのですが、
少し黄色がかった部分もあり、真っ白というわけではありません。

従来使用されていたプラスチック(レジン、硬質レジン)の場合は真っ白なので、
人の歯の中ではそういった歯があるだけで不自然に目立ってしまいます。

奥歯ではあれば、そこまで意識する必要もないのですが、
前歯の場合には、笑ったり、話しをする際に
どうしても注目されてしまうので
他の歯と違う色をした歯は目立ってしまいます。

さらに、プラスチックは時間が経過するにつれ、黄色になってしまう傾向があり、
長期間使用することには不向きで、定期的な取り替えが必要になります。

これに対してセラミックの場合には、そこまでの頻度で取り替えの必要はなく
時間が経過しても色の変色が殆ど見受けられません。

このような天然の歯に近く、耐久性の理由から、
積極的にセラミックを利用する人が増えてきています。

・メリット2【虫歯になりにくい】

銀歯の場合には、セラミックに比べて
虫歯になりやすいといった部分が見受けられます。

金属は、そのすき間の部分から虫歯ができてしまい再治療をするリスクがあります。

気付いた時には、ある程度虫歯が大きくなってしまい
かなり奥の方まで侵攻した状態になると、
削ったり抜かなければならないというケースもございます。

このような懸念事項が少ないのも、セラミックのメリットの一つと言えるかもしれません。

・メリット3【金属アレルギーでも着用可能】

3つ目のメリットは、金属アレルギーの方でも
気にせず治療をすることができる点です。

当時から治療に用いられる銀歯の場合、
金属アレルギーの人は治療することができませんでした。

プラスチックであれば治療することもできますが、
一つ目のメリットでお伝えしたように、
耐用年数がそれほど長くない部分や
あまり固いものを噛むことができない、割れやすい
といった問題点を抱えています。

セラミックであればそのような面を
カバーすることもできるので、
金属アレルギーの方にとっては
もっとも有効な治療方法であるといっても過言ではありません。

そして、加工面に利点も存在します。

歯科技工士からすれば、セラミックは加工しやすく
思い通りの形に仕上げることができるため
実際に取り付けた時の違和感を大きく軽減することができます。

前歯の場合は周りの人から見た場合に、
最も目立ってしまいます。
特に、人前で話す仕事をしている方は、気になりますので、
少しでも見た目が本物にそっくりなものを選びたいと考えます。

(続く)

ホワイトニング治療と知覚過敏

白い歯は印象をよくする

笑顔になった時や、ふとした仕草の時に口元に白い歯が見えるとそれだけ印象がよくみえるものです。

多少の黄ばみや着色は、一般的な歯石・歯垢の除去、クリーニング(PMTC)で改善されますが、より白い歯を求めて、今では身だしなみの一貫として定期的にホワイト二ングを受けるというケースも増えてきました。

以前はホワイト二ングと聞くと特別な施術のイメージを持たれがちでしたが、就職活動や転職活動をきっかけに施術を受けるという方も非常に多いです。

しかし、ホワイトニングのような審美治療には積極的な方がいる一方で、抵抗感がある方も少なくありません。
その理由の一つとしてホワイトニングによって知覚過敏になるという観念があるようです。

このような心配をお持ちの方は安心していただきたいのですが、現在の審美治療は技術の発達もあり、
液剤などが原因で知覚過敏になるような心配はありません。

誤解される原因として、2つの誤った情報があります。

1つ目は歯の表面上にホワイトニング剤を塗布する事により、表層に位置しているエナメル質のカルシウムが溶け出し脱灰が生じ、
その事によって光が乱反射し歯白く見えるのではないかという情報。

もう一つは過酸化水素がきっかけで生じた分子が露出している象牙質や亀裂、虫歯などから
深層部に侵入していき神経に刺激を与え知覚過敏になるのではという情報。

しかし、実際には白い歯にする段階でそのような事例は起こりません。
仮に液剤により脱灰が生じても現在使用されている液剤の調整量を考えると、速やかに再石灰化が始まり修復します。

つまり白い歯を手に入れる為にホワイトニングを施術し、知覚過敏を発症してしまうという心配はしなくても大丈夫という事です。

もし心配であれば施術を依頼する歯医者、知覚過敏に対する不安やその他心配している旨をきちんと伝えると術前に検査をしてくれますので、
遠慮する事なく伝えるようにしましょう。

万が一知覚過敏に見舞われる可能性が通常よりも高めであると判断された場合、
より一層濃度が低い過酸化水素が用いられているホワイトニング剤を使用するなど、きちんと対応がされます。

もしホワイトニングをしたいと考えていても、抵抗があって施術が出来ない方はご参考ください。

この薬剤を用いたホワイトニングは、ご自身の歯(天然歯)に有効です。
差し歯や、セラミック等の被せもの、詰め物には作用しませんが、一般の歯のクリーニングは有効です。

歯科治療で銀歯を用いて生じる金属アレルギー

現代では歯科治療を施術する場合はセラミック素材を使用した治療方法も一般的になりつつありますが、保険を適用し安価に治療できるという特性上相変わらず従来の銀歯(金銀パラジウム合金、金パラ)を用いた治療が多く行われています。

治療費という観点で見た場合にはセラミック素材(emax、ジルコニア等の保険外材料)に比べ安価に済ませられますし、治療が完了するまでの期間も短期間なので通院する手間や身体に生じる負担も小さくさせられるのは事実です。

しかし、虫歯の治療などに銀歯を採用した事により稀に思わぬトラブルに見舞われてしまう患者さんがいることもあり、特に多いのは銀歯を口内に使用してから金属アレルギーが引き起こされてしまう事です。

しかも、銀歯を歯科治療時に採用した方の多くで発症しており発症数が多いのも特徴的なのですが、その理由は保険を適用して用いる事ができる銀歯は口内のように高温多湿の環境下では錆びる上、唾液の成分により溶け出すためです。

口内にて溶け出してしまった金属イオンは、体内にあるタンパク質と結合する事によりアレルギーを発症する原因になるので、生まれつき金属アレルギーではなかった方でも歯科治療を施してから金属アレルギーを発症する事があります。

また、生まれつきアレルギー体質の方よりも厄介なのは素材として使われている物質は複数の種類に及ぶ点であり、銀やニッケルをはじめとする複数の種類が入っているからこそ口内で電流が生じてしまうので、複雑化し対処や完治を目指すのも難しくなります。

さらに、銀歯による悪影響は口内の変調のみに留まらず、全身に生じてしまう症例もありますし、五感など表面上には変調が見られないものの発症している本人のみが不調や違和感を覚える事もあります。

特に当事者のみが感じてしまう不調としては味覚障害が挙げられ、銀歯から溶け出した金属イオンが舌に悪影響を及ぼし味覚が感じ取りにくくなってしまいます。

そして、全身に生じてしまうと汗にも金属イオンが含まれるようになるので発汗時に含まれている金属イオンにより、表皮上でもアレルギー反応が生じます。

もちろん上記症状には他に原因が有る場合もあり、歯科での治療が原因だと断定出

来ることは稀ですが、このようなケースから現在では銀歯治療が見直されてきてます。

虫歯や歯周病を上手に予防する人は仕事ができる?

本当に仕事ができる人かどうかを判断するのに、口腔内の状況は非常に大きな要素になると言われています。

実際に欧米などでは、歯が綺麗かどうかという問題がビジネスの世界でも重要視されており、採用や昇格をも左右するほどの影響力を持っているというのです。

基本的に言って、虫歯や歯周病にならないよう普段から口腔内の状態に気を遣っている人は、それだけ自己管理がきちんとできる人であるとみなされることでしょう。

自己管理ができる人は、当然のことながら与えられた仕事を責任を持って果たすこともできると期待されることになります。

それで、本当に仕事ができる人と評価されたいのであれば、虫歯や歯周病を予防し、口腔内を清潔で健康的な状態に保つ必要があるのです。

また、歯が綺麗で歯周病などの問題を抱えていない人が欧米などで採用されやすいと言える別の理由は、口腔内の問題がない人の方が仕事に集中しやすいからです。

例えば、虫歯がある場合、痛みが原因で仕事に集中できなくなってしまうことがありますし、当然治療のために多くの時間を費やさなければなりません。

さらに歯周病を患っている場合であれば、糖尿病を始めとして他の病気にかかる可能性も高くなり、場合によっては長期にわたる療養が必要になることさえあるのです。

大事なビジネスの分野で忙しく働く人にとって、虫歯や歯周病はまさに大敵とも言えます。

では、どうしたら自分の口腔内をより健康的な状態に保つことができるのでしょうか。

一般に、ストレスを抱え込むことは虫歯や歯周病の原因ともあり得ると言われているため、まずはストレスを上手に解消する必要があります。

加えて、買い日の正しいケアも大事なポイントとなります。その際、デンタルフロスなども正しく使ってケアをすることができます。

さらに定期的に検診を受けるとともに、プロによる定期的なクリーニングを受けることも良い方法です。

このようにして、虫歯や歯周病を防ぐよう心がけたいものです。

外国人が感じる日本人の口臭

日本人に対して外国人は様々な印象を抱いています。
よく取り上げられるのは良い印象についてですが、日本人の口臭に関してはあまり良い印象を持たれていません。
相当なレベルと言われるほどに強烈に感じられており、そうした実状が放置されている現実を残念に感じる外国人も珍しくありません。

なぜ日本人は口臭を強く放ってしまうのか、理由のひとつに口腔ケアへの意識の低さが挙げられます。

日本人の多くは積極的に歯医者に行くことが少ないとされており、行くとすれば虫歯などで歯が痛くなった時がほとんどです。
予防という気持ちで利用されることはあまりなく、どちらかと言えば歯医者は敬遠される存在にすらなってしまっています。

一方の外国人は口腔ケアに対する意識が高いです。
普段から積極的に歯医者に行き、臭い対策はもちろんのこと、歯並びに関してもキレイを意識する気持ちを持っています。
こうした考えが根強くあるのは、外国人は近距離でのスキンシップを行う文化がある事が考えられます。
外国人の場合、普段の挨拶としてキスやハグなどをする習慣があり、初対面の人とも近い距離で触れ合います。

一方の日本人はそうした文化がありません。
ある程度、親しい関係にならない限りは一定の距離感が保たれ、結果的に臭いに対してもそこまで過敏に考えることがないのです。

しかしこの文化の違いこそが日本人の口が臭いと思われている原因の一つにもなっています。
口腔ケアに勤しむ外国人と、そうではない日本人が対峙すれば、当然口臭を敏感に感じ取られやすく、こと臭いに関しては不快な気持ちにさせますので、残念な部分と感じられてしまうのも無理はありません。

また、治療費の違いも、口腔ケアの意識に関係していると言われています。
例えばアメリカ等では、国民皆保険制度で低額で治療を受けられる日本と違い、いざ治療となると高額な治療費が必要となるために予防に励んでいる面もあります。
皆さん「海外で歯科治療を受けたら高い」 と聞いた事があるのではないでしょうか?
(実際は海外の歯科治療費が高いのではなく標準的で、日本の保険治療費が安いのですが)

口腔ケアの意識の低さもさることながら、虫歯や歯周病を放置する人が少なくないのがもう一つの理由でもあります。
虫歯に関しては、大人の3割は持っていると言われていますが、虫歯は進行すれば強い臭いを放つようになります。
速やかに治療を行えば治療回数も少なくすむのですが歯医者を敬遠される日本人も多く、ぎりぎりの状態にならない限りは治療をしないケースも珍しくありません。

キシリトールって何?

ガムのコマーシャルでもよく耳にする言葉であり、
ガムのパッケージでも目につきます。

なんとなくキシリトールって歯に良いのかな‥というイメージではないでしょうか。
言葉が先走ってしまい、実はキシリトールの事を知らない方が多いのも事実です。

それではキシリトールについてお伝えしていきたいと思います。

キシリトールは糖アルコールという甘味炭水化物の仲間なのです。
多くの果物や野菜に含まれており、好きな方も多いイチゴにもキシリトールは含まれています。

あと、意外にも人の肝臓でも1日15g程のキシリトールが作られているのです。

そして、現在ガム等に口にしているキシリトールは白樺や樫などの木から抽出した
キシランヘミセルロースを原料にし作られているものです。

自然界にあるキシリトールとの差は?といえば、差はありませんのでご安心ください。

日本で1997年に食品添加物として認可されたキシリトールは
安全である事が知られており、一日にどれだけ摂取しても良い食品として扱われています。

それではキシリトールは何故歯に良いといわれているのでしょうか。

それは、虫歯になりにくくなると言われているからです。

理由はキシリトールは自然の甘味料で口の中で酸を作りません。
そして、キシリトールを噛むことによって唾液の分泌を促進するのでお口の中で酸を中和してくれるのです。

さらにキシリトールには虫歯の原因でもあるミュータンス菌の活動を弱める事ができる唯一の甘味料といわれています。
プラークをつきにくくする効果とはがれやすくする効果もあるので、再石灰化を促すという利点もあるのです。