子供の歯を守る

学校保険統計調査からわかるように

お子様の虫歯羅患状況は

平均的に約半数近くに上ります。

 

学校保険統計調査

https://www.nichigakushi.or.jp/dentist/material/investigation.html

 

なぜこれほどまでには子供の虫歯は多いのでしょうか。

 

いくつかの理由があります。

 

まずケアが不足しているという事。

 

子供は自分ひとりで歯をしっかりケアする事ができません。

その為、たくさん磨き残しがある場合があります。

親御さんが、もう一人で磨けるからと放っておくと、お子様の虫歯にかかるリスクが高くなります。

 

 

さらに、子供の歯は乳歯や生えたての永久歯の為、

表面で覆われているエナメル質、その下の象牙質の厚みが、

大人の半分しかありません。

 

再石灰化の力も弱いので、

歯が簡単に虫歯に溶かされてしまいます。

 

そして、歯質が柔らかい、かみ合わせの面が深い等、

食べカスが付着しやすく、歯の清潔を保ちにくいのも原因の一つ。

 

乳歯だからといって虫歯を甘くみてしまうと、

悪化するだけでなく、

口の中に細菌が増加し、その後に生えてくる永久歯が虫歯になりやすくなる

リスクが高くなります。

 

最悪の場合、虫歯が悪化した乳歯を抜くと永久歯が曲がって生えてこなくなるという事も。

 

お子様に虫歯がある場合は、

必ず早めに治療するようにいたしましょう。

 

虫歯を発見するポイントは

変色とくぼみと場所です。

 

場所は奥歯の歯と歯の間が虫歯ができやすい。

 

表面のくぼみがあれば初期の虫歯。

 

変色は黄色っぽくなったり、白っぽくなったりしている。

 

上記に注意しても発見できない場合もありますので、

定期的なメンテナンスというも

子供の歯を守る選択肢かと思います。

 

是非、チェックして、

そのような様子が少しでも該当するのであれば、

すぐにでも歯医者に行くようにしましょう。

歯周病と認知症

幾度かこのコラムでも掲載しておりますが、

歯周病は様々な全身疾患を引き起こすリスクをあげるといわれています。

 

歯周病でまさか…と思われる方も多いかと思いますが、

これは本当の話です。

 

先日、九州大学によってある事が解明されました。

https://univ-journal.jp/29033/

 

これまで歯周病は認知症のリスクを約2倍引き上げると

いわれていましたが、具体的にその理由は解明されていませんでした。

 

今回、九州大学は

歯周病菌(ジンジバリス菌)が体内に侵入し、認知症の原因物質を脳に蓄積して

記憶障害が起きる仕組みを解明しました。

 

つまりこれまで、謎とされてきた

歯周病が認知症のリスクをあげる事を、ある意味証明したという事にもなります。

 

認知症の7割が「アルツハイマー病」いわれています。

アルツハイマー病患者は年々増加しており、国内でも患者は増えております。

 

アルツハイマー病はアミロイドベータ等の

異常たんぱく質が少しずつ蓄積されて、

発症し、進行していく病気とされています。

 

研究チームがおこなった研究によって、

正常なマウスと歯周病菌に感染した脳血管の表面では

アミロイドベータを脳内に運ぶ受容体(たんぱく質)の数が2倍に増え、

脳細胞にはアミロイドベータの蓄積量が10倍に増加した事が判明したようです。

 

その結果は歯周病がいかに侮れない病気なのかを決定づける情報でした。

 

歯周病は自覚がない中で進行する、静かな病気なのが厄介で、

気づいた時にはかなり進行しているケースも少なくありません。

 

さらに、脳内だけにはとどまらず、全身疾患のリスクも引き上げるとなると、

注視しなければいけない歯の病気です。

 

数ヶ月に一度でも歯のメンテナンスを受けて、既に歯周病の前兆がある場合は予防し、

すでに進行している場合はそれ以上悪くならないよう、改善、予防をしていく事が、

健康面でも大きなメリットになります。

 

そして、認知症患者を減少させる鍵となるかもしれませんね。

コロナ以降のお口の不安

新型コロナウイルスでお口の健康不安にも影響を与えてきています。

 

SNSではコロナ以降、

歯痛が増えてきているという投稿が増えてきており、

実際に歯科医の中でも、

そういった患者さんが増えていると言われています。

 

原因として考えられるのは、

 

ストレスによる歯ぎしりやくいしばり、

コロナで虫歯治療を途中でとめている、

保育園等の施設での歯磨き指導中止等

様々な理由が考えられます。

 

その中でも歯に影響を与えるのは

歯科医院の受診を控えるというケース。

 

コロナが深刻になってから、

行くのを控えている方も急増しています。

 

ここで心配なのは…

 

健康でいたって問題ない場合よりも、

虫歯等なんらかの異常がある場合でも

受診を控えてしまっているケースです。

 

結果的に重症化するという最悪のケースが出てくる恐れがありますし、

少々歯がおかしくても、お子様を含め、定期検診も先延ばしにしてしまい、

深刻な虫歯が見つかったという場合もあります。

 

今はマスクを着用する時間が長く、

口を動かす機会が減っています。

そして口呼吸も増えており、

唾液の分泌量が減少し、口内細菌がたまりやすいので、

コロナ前よりも口の健康リスクは上がっているのです。

 

だからこそ、

歯に異常を少しでも感じられた場合は、

受診を控えるという選択をしないようにしましょう。

 

そしてご自分でできる事は唾液の分泌量を増やすという意識をし、

前よりもよく噛んで食事をする事です。

 

歯ぎしりなどはストレスから発生する事が多いので、

なかなか人とは会いづらい状況ですが、

電話等でも結構なので、誰かと話たりして、

ストレスを発散させてあげましょう。

 

まだまだコロナウイルスとは付き合っていかなければなりませんが、

少しの意識変化とちょっとした工夫で

お口の健康リスクを高めないようにしていきたいですね。

自宅でできるホームホワイトニング

歯の色に悩んでいる人は自宅でできるホームホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか。

歯の色がすべてではありませんが、黄ばんだ歯などはお世辞にも良い印象が与えられるとは言えません。

今回は自宅でできるホームホワイトニングについて見ていきましょう。

 

ホームホワイトニングは、自宅で歯の色をきれいにする方法です。

マウスピースとホワイトニングジェルを使って、自宅で手軽にホワイトニングができるのです。

マウスピースは歯科医院で型をとって作成します。

 

ちなみに、歯科医院で受けるホワイトニングをオフィスホワイトニングと言います。

 

ホームホワイトニングは歯科医院で行うオフィスホワイトニングと比較すると、やや時間がかかります。

その理由として、自宅では安全のために低濃度の薬剤を使用するからです。

歯科医院で使う濃度と同じではないので、効果が現れるまでに時間がかかります。

低濃度ということで安全ながらも、効果が長く持続する・比較的自然な白さが得られるといったメリットがあります。

 

オフィスホワイトニングは不自然な白さにもなりやすく、当院ではお勧めしていません。

 

費用に関しては、1万円から5万円が相場となっています。

 

 

ホワイトニングを受ける前に注意したいことは、虫歯や歯周病です。

知覚過敏がある歯は、ホワイトニングの時に痛みが出てしまうことがあります。

これはオフィスホワイトニングでもホームホワイトニングでも同じです。

虫歯や歯周病がある際は、ホワイトニングより先に歯科治療をしてから行った方がいいでしょう。

 

歯の色はどうにもできないと思っている人もいるかもしれません。

しかし、ホワイトニングで綺麗な歯に戻すことができるので諦めないでください。

 

注意点としましては、ホワイトニングで被せ物などの治療したところは白くなりません。

 

歯科医院によって流れが異なる場合があるので、しっかり説明を受けて施術をしてもらいましょう。

 

メンテナンスの頻度

何歳になっても自分の歯で食べたいもので、しかも固い物も気にせず食べたいものです。

そのために大切なのは虫歯や歯周病にならないように歯磨きをすることが一番です。

とはいえ、なかなか時間をかけて歯磨きができない人も少なくないですし、上手に磨けない人もいます。

そして歯並びが悪い人は歯垢が残りやすいですし、唾液の量や歯の性質によっても歯石の付きやすさや虫歯になりやすさも変わってくるのです。

またすでに歯周病が進行している人は、いくら歯磨きをしても歯周ポケットが深くなって取り切れない歯垢が増えてしまう可能性もあります。

よく歯医者に虫歯治療に行くと、定期的に歯石を取ったほうがいいと促されることがあるでしょう。

まさにそれこそ、自宅での歯磨きだけでは落としきれない歯垢や歯石を落として、虫歯や歯周病を予防するためのメンテナンスです。

歯医者でのメンテナンスはどれくらいの頻度ですればいいのかわからない人も少なくないでしょう。

たいていの人は歯医者には虫歯など歯の異常ができてから行くものですので、そのついでにメンテナンスしてもらうのでは遅すぎます。

歯のメンテナンスは、虫歯や歯周病の予防ですから本末転倒です。

ではどれくらいで通うのが理想なのかというと、一般的には4ヶ月~6ヶ月に1度のペースと言われています。

虫歯菌や歯周病菌は歯医者でクリーニングをしても、口の中にゼロになるわけではありません。

もちろん大幅に減少しますが残っており、徐々に増えてくるのです。

その細菌の量が元に戻るまでの期間が一般的に4ヶ月から6ヶ月と言われているので、その時期には再びメンテナンスが必要となります。

ただし、前述のように虫歯や歯周病になりやすいタイプの人や歯磨きが苦手な人は、もう少し頻度を多くして2か月から3ヶ月くらいがいいでしょう。

逆に歯並びも良く、しっかりと自宅でケアできる人なら年に1度くらいのペースでも十分です。

ただしその判断は自分でできるものではありません。

自分ではしっかり歯磨きができていると思っていても、実はケアが十分ではない人も少なくないからです。

ですので、まずは4ヶ月に1度のペースでメンテナンスを行い、その状況を見て歯科医師に頻度を早めるべきか、もう少し間隔を空けても大丈夫か確認してみるといいでしょう。

入れ歯と歯ぎしり

寝ている時に無意識に歯ぎしりをしている人は多くいます。

歯ぎしりは起きている時よりも大きな力がかかっていることが多く、それにより歯がすり減ってしまったり、顎関節症になるリスクが高まったりしてしまうのです。

しかもそれは入れ歯をしている人でも同じようにリスクがあります。

寝ている時は部分入れ歯を外すことが多いでしょうが、歯ぎしりをすると残っている歯がすり減ってしまい入れ歯との高さが合わなくなってしまうのです。

また歯ぎしりは歯を支えている顎の骨が痩せてしまうことがあり、それにより入れ歯が安定しなくなることもあります。

とはいえ、入れ歯が安定しないなどの症状が出てくれば、歯ぎしりのせいとわかるかもしれませんが、歯ぎしりは基本的に無意識でやってしまう物なので、自分ではわからない人もいるのではないでしょうか。

一緒に寝ている人がいれば教えてくれることもあるでしょうが、一人で寝ている人は気づかずに歯や入れ歯に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

音がしない歯ぎしりもあります。

ただ歯ぎしりをする人はいろいろな症状が出るものです。

例えば、朝起きた時に首や顎が痛い、だるいという人は歯ぎしりをしている可能性があるので注意しましょう。時には頭も痛くなる場合もあります。

歯ぎしりは、歯の噛み合わせが悪いことやストレスなどいろいろな原因があるといわれています。

ストレスがある場合は、交感神経が活発に活動し、それにより唾液の分泌量も減少してしまうため、それにより入れ歯が安定しにくくなるなど、入れ歯と歯ぎしりは非常に密接な関係があるのです。

歯ぎしりを治すには原因となっているストレスを解消したり、いろいろな方法で睡眠の質を高めたりすることも有効となります。

例えば、規則正しい生活を送ることを心掛ける、寝る前はパソコンやスマホを使わない、カフェインの摂取を控えるなども効果的です。

もし、いろいろな対策をしても解消されないという場合、また歯ぎしりの原因が噛み合わせなどにある場合は、歯医者で治療する方法もあります。

特に入れ歯を作って数年経過している人は、入れ歯が合わなくなっている可能性もあるので、一度診てもらうといいでしょう。

また、歯医者によっては虫歯の治療や矯正だけでなく歯ぎしりの改善にも力を入れているところもあります。

主には歯ぎしり用のマウスピースの製作・使用です。

もし歯ぎしりをしている、なかなか治らないという人は、歯ぎしり治療も行っている歯医者に相談してみるといいでしょう。

お家でできる口腔ケア

自宅で簡単にできる口腔ケアには、毎日行う歯磨きがなじみ深いものですね。

実はいつもの歯磨きに一工夫加えるだけで、よりお口の中がすっきりする方法があります。

また口腔ケアは口の中だけでなく、外側の部分にも目を向ける必要があります。

 

私たちが食後にいつも行う歯磨きは、歯ブラシで歯を磨くほか、歯茎のマッサージやポケットに入った汚れ落としなどの役割をします。

しかし高齢者の口腔ケアはこの他に口内清拭と粘膜ケア、いわゆる口磨きもすることが望ましいです。

口腔内の汚れは歯だけに付くわけではなく、頬の内側の粘膜や唇と歯茎の間などにも付着しますが、この部分はブラッシングだけでは落とせません。

そのため、口腔ケア用スポンジブラシを歯ブラシの他に持っていることが勧められます。

口腔ケア用ブラシは市販されていますが、なければ歯ブラシに清潔なガーゼを巻いたものでも代用できます。

やり方は、ブラシ部分に水をひたし、ティッシュなどで含んだ水分が垂れないように吸い取ります。

これを歯と頬の間、舌の下部、口腔内上部の口蓋の順に、優しく手早く拭き取っていきます。

最後に舌の表面の舌苔を軽く落とし、これで口腔の汚れ落としは完了です。

 

ところで、高齢者の口腔ケアは内部の清潔だけでなく、外側の部分の機能にも注目する必要があります。

実は口腔ケアには清潔維持だけでなく、口腔機能を保つための機能的ケアもあります。

これは物を噛んだり飲み込んだりする力をできる限り維持していくトレーニングで、誤嚥性肺炎といった高齢者特有の病気の予防にもなります。

さらに物を噛むことは脳に神経伝達信号を送ると関連付けられ、認知症予防の効果にも期待されています。

具体的に行えるのは口腔マッサージや嚥下体操などです。

マッサージには氷水を使うアイスマッサージがあり、綿棒に氷水をつけて上あごと舌を10回ずつ程度刺激します。

また嚥下体操は食事の前に行うのが効果的、ただし種類が大変多いので、被介助者の体調に合わせた内容のものを行うことが勧められます。

かかりつけの歯科医、または担当の介護職スタッフなど、専門家の力を借りましょう。

ポイントは続けられること、そのためにも本人の無理のないプログラムで行うのがベターです。

 

自宅で行える口腔ケアは2種類、口内清潔維持と機能トレーニングです。

口腔内の清潔は歯磨きの他に口磨きも大切、また機能的トレーニングには口腔マッサージや嚥下体操などを習慣つけましょう。

歯科治療は不要不急!?②

前回は歯科治療が不要不急なのかについてお伝えいたしました。
https://nakagawa-shika-tarumikumaiko.com/2020-0501/

今回は歯科医院の感染リスクについてお伝えいたします。

一部マスコミにより、歯科治療が不要不急という情報や、
歯科医院は感染リスクが高い等という情報が出ていましたが、
前回にもお伝えしたように、歯科治療は不要不急ではありません。

さらに、感染リスクについてですが、
結論からお伝えすると、
患者さんの感染リスクは低いというのが本当の所です。

この誤解はニューヨークタイムズ紙による「The Workers Who Face the Greatest Coronavirus
Risk」というグラフの報道からきていると思われます。

ただこれは単に
・接する頻度(Exposed to Disease or Infections)
・人との物理的な距離(Physical Proximity)
のみから出された指標で、手袋・マスク着用等の感染防護措置は全く考慮されていません。
歯科医院では、患者さん毎に当然、関連器具の交換や減菌、治療にあたってはマスクやグローブ
を着用、交換をおこなっております。

また歯科医院は予約制の為、
多くの患者さんが待合室に集まり、長時間密な状態で待たされる環境ではありません。
そして歯科医院は基本的に感染症にかかっているなど、体調が悪い患者さんは来院されません。
体調が悪い時・発熱がある時はに歯の治療を受けようとは思わないで、予約変更をされます
よね?

感染に関しては強いていうなれば、リスクが高いのは歯科医療従事者という事が考えられます。
ただ、それは新型コロナウイルスだけに限らず、
多くの感染症で、感染リスクが全くないといはいえない環境ではあります。
ただ、現在全国68,000件の歯医者が診療をおこなっていますが、
感染例は決して多くはありません。

これは歯科治療は外科的な処置が主で、
日頃より減菌消毒を徹底し、スタンダードプリコーションと言われる感染予防を心がけているのが
理由の一つともいえます。

私も長年、歯科医業を行ってきましたが、患者さんが歯科で風邪やインフルエンザに感染したとい
った話は聞いた事はありませんし、私もスタッフも他の職種の方々以上に頻繁に感染したりは全く
ありません。

もちろん100パーセント安全って話はありませんが、マスコミの過剰な不安のあおり方は少々疑問
には思います。
歯科治療は不要不急ではない、感染リスクも決して高くないという事を
知っていただけたと思います。

当医院でも徹底した感染症対策をし、診療室の通風もよくして
患者さんに安心して治療していただける環境を整えております。

歯科治療は不要不急!?①

新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令し、
現在全国で新規感染者の減少がみられます。
特定警戒地域以外の宣言は解除されていますが、
未だ特定警戒地域は続いております。

早く収束して、以前の生活を取り戻したいですね。
ただ、今後しばらくは生活スタイルを変える必要がありそうです。

今回は歯科治療が不要不急なのかどうか?
歯科医院の感染リスクは高いのか?
この2つについてお伝えいたします。

まず、歯科治療は不要不急なのか?についてですが、
結論からお伝えすると、
歯科治療は審美目的のホワイトニング等以外は決して不要不急ではありません。

歯科の治療は基本的には歯科医師が治療計画をたて、
一定の期間を設定し治療を進めております。
もし、その治療を途中でやめたり、先延ばししてしまうと、
最悪の場合、歯を失うというリスクも考えられます。
入れ歯や被せものなどの型を採っていた場合、長期間放置していると最悪合わなくなってしまい
ます。

歯科衛生士が処置をする歯周病のメンテナンスなども
放置してしまうと糖尿病などの発症リスクを高めてしまいます。
さらには細菌性肺炎を続発する恐れもあります。
口腔ケアは免疫力低下による細菌性肺炎のリスクの低下につながりますので、
今回のような新型コロナウイルスに万が一罹患した場合にでも、
そのような可能性につなるのかもしれません。

つまり歯科治療を不要不急と考え、
むし歯や歯周病の治療などを後回しにしてしまうと
リスクが非常に高いので、
決して不要不急ではないという事実を知っていただければと思います。

歯はからだ全体の問題につながる非常に重要な部分です。
それと上記の理由から、歯科治療だけではなく、
こんな状況だからこそ、
歯磨きや舌磨きを入念にするようにもしましょう。

ただ、歯医者に行くのは感染率が高そうと不安を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
そこで次のコラムでは歯科医院の感染リスクについてお伝えいたします。

新型コロナウイルスに感染しない為に。今回は一般的に色々と言われていることをまとめてみました。

新型コロナウイルスに感染しないようにするためには、手指を清潔にすることがまず重要です。

ドアノブや電車のつり革などにウイルスが存在し、それを触った手に付着することが考えられます。

その手で食事をしたり目をこすったりすると、感染することになります。

外出先から帰ってきた場合や食事の前など、こまめな手洗いをしてアルコール消毒をすることで感染のリスクを下げることが知られています。

 

新型コロナウイルスの感染経路として空気感染は考えられにくく、飛沫感染や接触感染がほとんどです。

換気が不十分な狭い場所に一定時間人が集まるのは感染の危険があります。

人が多く集まる場所、例えば電車やバスなどの公共交通機関による移動、それに様々なイベントなども、できるだけ避けるようにした方がいいかもしれません。

咳やくしゃみをする場合は必ずマスクを着用するか、もしくは腕などで口や鼻を覆うようにすることが大切です。

相手と会話をする場合には、できるだけ距離を置くようにしましょう。

使い捨てマスクは品薄状態であれば毎日取り換えることが難しくなりますので、繰り返し使用する際には1日使った後は中性洗剤で洗うようにします。

 

感染が広まっているからといって、過度に気にしたり恐れたりしないようにすることも大切です。

 

どのような病気に対しても同じことが言えますが、毎日の規則正しい生活、そして十分な栄養と睡眠をとって体の免疫力を高めることで感染を防ぐこともできます。

 

ウイルスに感染しても症状が現れない場合もありますが、感染の疑いの目安として37.5度以上の発熱が見られます。

発熱があるからといってあわてて病院を受診することは避けて、4日間程度は自宅で様子を見るようにと言われています。

いきなりかかりつけの病院に行っても新型コロナウイルスの検査はできませんし、他の外来の人との間の感染の危険もあります。

それでも症状が改善されない場合には、病院ではなく必ず保健所などの「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせるようにします。

 

・・・

 

先行きの不安を煽る情報も多々ありますが、気を付けるべき点はきっちりとやりつつ、 「近い将来にこの問題は何とかなる、大丈夫だ」 と前向きに考えたいところです。

 

「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」

って瀬島龍三って方の言葉を思いだしました。

新型コロナウイルス感染症対策につきまして

新型コロナウイルス感染症対策につきまして

不安な時を迎えていますが、色々と変な情報に惑わされないで、きちんとした情報に基づいて冷静さを保つように心掛けたいと思っています。

ある記事を参考にしてますが、感染防止には

① きちんとした手指消毒
② 多人数で長時間、密閉された空間に居ることを避ける

が大切なことだと書かれており、私もそのように思います。

今までも滅菌・消毒は徹底しておりましたが、受付カウンターやテーブル、ドアノブのアルコールでの拭き取り等、更なる消毒の強化をしています。

それと当院は一戸建ての診療所であり、チェアユニット(診療の椅子)の横は常時、窓を開けており密閉されていません。

これは開業当初からですが、とても風通しのいい診療所です。
特に舞子地域は心地よい風のある地域です。

窓の外は医療機関等の建物で、人の往来は全くないのでプライバシーの心配もありません。

これからも色々と少しでも安心して受診して頂けるように配慮をしていきます。

電動歯ブラシについて

今回は電動歯ブラシについてのお話ですが、前提として大切な事は、過信は禁物です。

電動歯ブラシは、歯の細部の汚れや歯垢までしっかり落としてくれる優れものです。

この電動歯ブラシに種類があるって知っていましたか?

電動歯ブラシには駆動方式の違いにより、大きく3つの種類があります。

音波、超音波、回転式の3つです。

それぞれについて見ていきましょう。

音波歯ブラシは、200〜300Hzの音波で歯を磨き、振動回数は、1分間当たり、3万〜5万回になります。

毛先が接していない周り2mmほどの汚れも落とし、歯間の歯垢も除去できるのが特徴です。

回転式に比べて歯や歯茎への刺激が少なく、磨き残しがなくなり、虫歯や歯周病の予防にも効果的だとされています。

使い方もシンプルで、ブラシを歯に添わせるように動かすだけです。

お子さんでも簡単に磨くことができますし、大人はオーラルケアの時短につながります。

超音波歯ブラシは、160万Hzの音波による1秒間に160万回という振動で、歯垢やむし歯の原因になる細菌を破壊します。

特に粘着性の高い歯垢で、虫歯の原因となる不溶性グルカンに対して効果を発揮するのが特徴で、使用を続けることによって歯に細菌が付着しづらくなっていきます。

音波歯ブラシよりクオリティーは桁違いにアップしていますが、価格も高くなります。

超音波歯ブラシは、音波歯ブラシよりも振動が細かく弱いというのが特徴で、

使い方は、手磨き用歯ブラシと同じように手を動かして使用します。

回転式は、丸型ブラシが上下運動しながら回転して歯を磨きます。

1分間の振動数は、1,000〜3,000回なので、

音波歯ブラシが主流となった現在でも、歯を磨いた後の充足感があると根強い人気があります。

毛先を直接歯に触れさせて汚れを落としますが、使い方を間違うと歯や歯茎にダメージを与えやすくなりますので注意が必要です。

使い方としては、歯に軽く当て、角度は歯に対して90度、歯と歯茎の間の汚れを落としたい場合は45度、ゴシゴシ擦らず、1カ所に数秒間当てて動かしていくのがポイントです。

現在、電動歯ブラシには、スマホと連携し磨き残しを防げる機能をもつものがありますし、

オプションのアタッチメントを装着することで、着色汚れを減少させるもの、歯茎のマッサージができるものなども登場しています。

オーラルケアは、格段に進化していると言えるでしょう。

ただ繰り返しになりますが電動歯ブラシは万能ではなく、過信することなく1日に1回は手で通常のブラッシングをすることをお勧めします。

お口の中の健康寿命

高齢化社会の現代は男女ともに平均寿命は世界トップクラスにまで伸びましたが、その一方で介護や寝たきりの問題も深刻化しています。

そんな中で気になるキーワードが健康寿命、病気や介護状態にならず自立して生活できるための寿命を少しでも伸ばしたいですね。

実は健康寿命を延ばすためには、お口の中の健康状態も関係しているという説が有力視されていますが一体なぜでしょうか。

 

日本人の平均寿命は2018年現在で男性81歳、女性87歳と年々右肩上がりですが、一方で健康寿命は各々72歳、74歳です。

これが意味するものとは、天寿を全うするまでに約10年以上の時期を、介護や病気などで自立して生活できないまま過ごすということです。

その中でもとりわけ深刻視されているのが認知症、認知症の原因は脳血管疾患などの病気以外に、実は食生活など生活習慣も関わっています。

 

生活習慣の中で欠かせない要素が食事、栄養バランスはもちろんのこと、咀嚼をすることによる脳への影響についても今注目されています。

あごを動かして歯で食べ物を噛む行為は、唾液を分泌して消化を助けて内蔵への負担を減らし、これによって腸内での栄養分の吸収も良くなります。

また、噛むことによって脳にも好影響があるとも考えられています。

咀嚼する時の刺激は脳に信号を送り脳神経を活性化させ、その働きが認知症の予防にも関連があるという見方もあります。

実際に、認知症の患者の多くには、歯周病や虫歯、歯の欠損など口腔トラブルが多い傾向も見られます。

 

さらに、噛む力がなくなると必然的に硬い食べ物を避けるようになります。

肉類や緑黄色野菜には、ある程度嚙み砕く必要のあるものが多く、こうした食品を摂らなくなると栄養バランスも心配になります。

年齢とともに食べられる量は少なくなりますが、それゆえにできるだけ多くの栄養分が必要になってきます。

そうならないためにも口腔ケア、特に歯の清潔維持は大変重要です。

虫歯や歯周病を予防し、必要に応じて義歯やブリッジを使いながら、できるだけ自分で噛んで食事がするようになりましょう。

 

食生活が豊かになり医療技術の進歩などによって日本人は長寿大国になった反面、病気や介護による健康寿命への問題も出てきました。

少しでも健康寿命を延ばすためには口の中のことにも目を向け、噛む力を取り戻して内蔵を丈夫にし、脳神経を活性化させ栄養を摂ることが大切です。

毎日口の中をきれいにするのは歯磨きと同じなので難しくありません、気づいてからでも遅くないので早めに対策しましょう。

歯ブラシは7割しか綺麗にできない?

毎日の歯磨きは歯の健康を保つためにとても重要です。
多くの人はしっかり歯を磨いていると思いますが、実はそれだけでは不十分です。
正しい歯のケアの方法を知り、いつまでも自分の歯で生活できるように目指しましょう。

40代以降になると、歯周病・う蝕(虫歯)などが原因で歯を失ってしまう人が増えていきます。
そして大半の人は歯磨きもしていたのになぜ、という気持ちになります。
毎日、毎食後に歯磨きを欠かさずしているのに歯周病になってしまったという人は決して少なくありません。
ではなぜ歯磨きをしているにも関わらず歯周病・う蝕(虫歯)になってしまうのでしょうか?
そもそも歯周病というのは、歯の隙間や歯茎の隙間などに細菌(歯垢)が繁殖することで発症します。
この細菌は食事などで出る食べかすを栄養源として繁殖しますから、口内に食べかすが残っていて細菌が繁殖しやすくなっているのが大きな原因となります。
つまり普段の歯磨きだけでは汚れをしっかり落とせていないわけです。
歯ブラシで磨ける限界は7割と言われていて、どんなにしっかり磨いたつもりでも、歯ブラシだけでは3割の磨ききれない部分が出てきてしまいます。
そこから細菌が繁殖し、歯周病となり炎症を起こし、やがては歯を失う結果になってしまうのです。
40代を過ぎたらもちろんのこと、40代になる前から歯ブラシでの磨きだけではなく、残りの3割も綺麗に磨けるように対策しなければいけません。
そこで活躍してくれるのが歯間ブラシ、フロス、糸ようじです。

歯間ブラシ、フロス、糸ようじは歯と歯の間の汚れを落とすことができるアイテムです。
ブラシという言葉が使われていますが、細い紐のような部分で汚れを削ぎ落とすような形をしているのが一般的です。
ナイロンでできたタイプやゴムでできたタイプもあり、隙間の広さや材質の柔らかさなどで使い分けが可能です。
使い方は簡単で、ブラシ部分を歯と歯の間に入れ、前後に動かすだけです。
これでブラシが汚れを落としてくれます。
通常、歯と歯の間の汚れというのは歯ブラシでは落としにくく、どうしても汚れが残ってしまいます。
しかし歯間ブラシ、フロスや糸ようじ等を使うことで残った汚れもしっかり落とし、歯ブラシではどうしても落とせない2割の汚れも落としきれます。

では残りの1割はどうしたらいいのでしょうか?
どうしても毎日のケアだけでは徐々に蓄積される汚れ(歯石等)はたまっていくので、これは定期的に歯科医院で除去することが効果的です。

こうして歯周病・う蝕(虫歯)予防に大きな効果を発揮してくれるわけです。

歯ブラシでの歯磨きだけでは汚れを完全に落とすことはできません。
口内環境を清潔に保つためにも、歯間ブラシも併用して歯磨きを行いましょう。

子供の歯を守る

子供の頃からの歯のケアは非常大切です。
中でも虫歯菌を寄せ付けないのが一番。

子供の歯を虫歯から守るための歯磨きの習慣付けのポイント、そしてその他の注意点についても情報を紹介いたします。

大切な子供の歯が虫歯にならないためには、とにかく毎日の歯磨きに尽きます。
乳歯が生えてくる時期には個人差がありますが、早ければ生後3ヵ月くらいから、遅くとも1歳近くから始まります。
自分で歯ブラシが持てるようになるまでは、ふき取るタイプのクリーナーでこまめに拭いてあげましょう。

就園くらいの時期から子供は自分自身で歯ブラシを持ち、磨けるようになります。
しかし入学前くらいまではまだ磨き残しも多くあります。
食後の歯磨きの習慣を付けながらも、できれば仕上げ磨きまでしてあげるとなお良いでしょう。

ただどうしても嫌がってしまうようであれば無理強いはせず、口を十分にすすぐことに代えても構いません。

小学校に入るころには一人である程度のブラッシングは可能になり、また歯磨き指導も授業の一環として行われます。

この時期は歯の生え変わりが最も盛んで、抜けては生えることが頻繁に起こります。
そんな時、乳歯であればたとえ虫歯になっても新しい永久歯が生えてくるから大丈夫、という認識は間違いです。

なぜなら、乳歯の時にできた虫歯菌が歯の根元やその周辺などにも生息し、永久歯が生えたときにそのまま付着する恐れがあるからです。

このように、子供の歯を守るには原因となる虫歯菌を寄せ付けないことが重要ですが、そのほかにも気を付けたいのが甘いお菓子です。

虫歯予防の観点でいえばできるだけ避けたいですが、多くの子供は甘いものが好きです。
無理に我慢させる必要はもちろんありませんが、糖分が虫歯菌にとって最適な餌になることを十分に意識しましょう。
おやつを食べたら歯を磨いたり口をすすぐ、また飲み物はジュースではなく、水やお茶などを飲む習慣をつけるべきです。

甘いもののとり方も食後のみ・3時のおやつ等ま決まった時間では大丈夫ですが、常にだらだらと口の中に甘いものが入っている状態(飴、キャラメル等)はさけるべきです。

さらに、虫歯菌の原因は他にも、家族感染というルートもあるので油断できません。
スプーンや箸などを共有することで、両親の口腔内に残留した雑菌が繁殖するケースもあります。
衛生上の問題もあるため、食器は個人のものを使いましょう。

ちなみに鍋物を一緒に食べるのは問題ありません。

まとめになりますが、子供の歯を守るために必要なのは、食後の歯磨き、そして甘いものの摂取に気を付けることです。

幼少の時期から歯磨きをするように習慣付け、甘いお菓子の食べ方にも十分注意しましょう。
食べたら口の中をきれいにする、この積み重ねが大切な子供の歯を守ります。

歯の噛み合わせがもたらす影響

歯の噛み合わせの重要性

歯の噛み合わせが悪いと様々な影響を及ぼします。
虫歯や歯周病にかかりやすくなりますし、咬合関連症と呼ばれる全身症状にもつながりかねません。

今回は噛み合わせを悪くする原因や心配される症状のほか、その治療方法などをまとめてみました。

歯の噛み合わせが悪くなる要因

正しい噛み合わせとは、姿勢を整えたときの顎関節に左右や水平方向のずれが存在せず、前歯や奥歯もバランスよく噛み合う状態を示します。
これに対して、悪い噛み合わせとは、顎関節や歯並びのバランスが不安定で、咀嚼や発音などにも悪影響が出やすい状態を意味します。

悪い噛み合わせには上顎前突や反対咬合といった様々なタイプが含まれ、どのようなタイプに該当するのかは人それぞれです。
噛み合わせは症状として実感しにくい程度でも悪化しますから、自分で気がついていなくても噛み合わせを悪化させている可能性があります。
悪化させる代表的な原因として知られているのは、遺伝や虫歯のほか、日常的な悪癖や食習慣になります。

例をあげると、頬づえや爪噛みなどの悪癖を常日頃から繰り返しているときには、歯や顎に負担が生じるため、やはり噛み合わせを悪くします。
さらに、よく噛まずに食べる場合や、柔らかい食べ物しか食べない場合にも、噛み合わせの悪化に注意しなければいけません。

悪い歯の噛み合わせがもたらす症状と治療方法

歯の噛み合わせが悪化すると顎関節のバランスが乱れ、咀嚼や発音がしにくくなったり、口呼吸の増加に応じた口臭が発生したりします。
咬合関連症がもたらす身体の不調は多岐にわたりますし、噛み合わせの状態を気にしているのなら精神的にもスッキリしません。

悪化させないためには、姿勢に注意しながら日常生活を続け、悪癖をやめて食習慣を正す必要があります。
噛み合わせの乱れが既に起きているのであれば、その原因を把握したうえで原因別に治療を実践しましょう。

欠けた歯には補綴治療が望ましく、歯が抜けている場合には、部分入れ歯やインプラントを治療法として役立てられます。
悪い噛み合わせの原因が自分で改善不可能な歯並びなら、矯正治療や骨切り術が主要な治療方法に当てはまります。

このように様々な原因で悪くなりますので、噛み合わせの悪化を自覚していないケースはよく見られます。
悪い噛み合わせは咬合関連症なども心配されますから、セルフチェックで把握したらそのまま放置せず、原因別に適した治療を行いましょう。

成功者が歯医者へ行く理由

ビジネスやスポーツなどで成功する人の中に、歯医者へまめに行く人の割合が多いという事実は意外と知られていません。
確かに、テレビでよく見かける著名人には歯が白く、口元が美しい人が多いという点に気づくでしょう。
なぜ成功者には歯がきれいな人が多いのか、知っておけばすぐにでも歯科検診に行きたくなるような2つの理由を紹介しましょう。

各界で実績を挙げている成功者の多くは、自身の社会的役割への責任として、健康管理に気を配っています。
がんなどの定期健診はもちろんですが、歯に対しても例外ではありません。

実際、オリンピックに出場するトップアスリートには、内科、整形外科の他に歯科検診も義務付けられています。
なぜ歯が大切なのか、それは生きていくために必要な「食べる」という行為を司り、噛むことそのものが体に好影響を与えるからです。

私たちは毎日食事を摂り、活動するためのエネルギーを得ていますが、この食べるという行動は、まさに生きていくために不可欠なのは言うまでもありません。

また、咀嚼という行為は単に食物を消化するための手助けだけではなく、脳の働きを活性化したり、生活習慣病の元になる肥満の予防などにも貢献します。
このように、歯が健康に与える影響は大変大きく、常に成功し続けるためには健康な歯があることは必要条件なのです。

さらに、歯をきれいにしたことで出世した人たちには、ある共通点が見られます。
それは、白い歯になり口元が美しくなったことで自分に自信が持てたという点です。
出世するためにはたくさんの人脈を作ることが必要になりますが、そのためにはより多くの人と会って話しをしなければなりません。

その時、口元がだらしない、歯の色が悪いと印象が悪くなり、成功から離れていきます。
それに気づいたビジネスマンの中には、歯の健康を意識し、定期健診にこまめに通うようになった人が数多くいます。
彼らは皆、口元の印象が変化したことで自信を持って話たり表情が明るくなるなどして、結果として仕事がうまく行きました。
歯が及ぼす影響は、このように心理面においても大変大きな影響を及ぼすという意外な事実もあるので侮れません。

成功する人が歯の健康に気を配るのは、トータルヘルスケアとして、そしてメンタルを高めるという2つの意味があります。
健康な歯を持つことは食べるため、脳を活性化し病気を防ぐ、さらに見た目や心理的な自信を保つことにつながっています。
うまく行っていない状況を打破したい、仕事で成功したいと考えていたら、自分自身の歯についても今一度しっかり見直すことが必要かもしれませんね。

口臭対策について

口臭対策には歯みがきなどのオーラルケアの他、
普段の生活で行っている習慣に少し気を付けることでも予防方法があります。

その中でも、いつも口にしている飲み物に注目してみましょう。

実は普段水分補給のために飲んでいる飲料には、
口臭を強めてしまうもの、反対に抑制するものと2種類に分かれています。

口臭を強くしてしまう飲み物には、
清涼飲料水や炭酸飲料、そしてコーヒーが挙げられます。

具体的にはジュース類や果糖炭酸飲料などがあたりますが、その理由は糖分が含まれているからです。
糖分は口内の細菌を増殖させ、また歯に付着することで虫歯の原因にもなります。
さらに細菌が繁殖するとメルチメルカプタンというにおいを発するガスが発生し、これが口臭の元になってきます。

またコーヒーが原因になってしまう理由には、カフェインの作用にあります。
カフェインには利尿作用がありこれによって体内の水分が排出されますが、
口内で起こると口の中が乾く、いわゆるドライマウスの状態に近づきます。

さらにカフェインには他にも胃酸を分泌させる性質があり、
摂りすぎると胃酸過多の状態になり、やはり胃の中のにおいが上がってきます。

その他にも、コーヒーの色素沈着が歯や舌苔に起こると、
時間と共に成分がにおいを発してしまいます。
これらの飲料を飲む場合は、飲んだ後に歯みがきをする、水で口をゆすぐなどの対策を施して口臭の原因をできるだけ排除するように心がけましょう。

一方で、口臭予防に効果が期待できる飲み物が緑茶などのお茶類、牛乳、そして水です。
緑茶に含まれるカテキンやフラボノイドには消臭効果があるとしてよく知られていますね。

他にも、ウーロン茶やジャスミン茶などには抗酸化作用のあるポリフェノールやタンニンが含まれ、口内の細菌増殖を抑制します。

ただし、緑茶にはカフェインも含まれているので、飲みすぎるとドライマウスや胃酸過多にもなるため注意しましょう。

また、牛乳にはニンニクやたまねぎなどにおいの強い野菜、アルコールなどに含まれるにおい物質を、胃の中で膜を張って包み込んでくれます。

これらの食事を摂る場合は食前に飲むと効果を発揮しやすいので、おすすめされます。
そして口臭対策に最もふさわしいとされるのは水です。
水は口内の洗浄をするのはもちろん、胃酸の出を調整する働きがあると考えられています。

胃酸過多の時は抑え、胃もたれの時は胃粘膜を適度に刺激する、口腔内のみならず胃の中からもにおい予防のサポートをしてくれます。

口臭対策には普段飲んでいる飲み物に大変影響を受けます。

糖分の多いジュースや炭酸、コーヒーはにおいを強め、お茶や牛乳、水は弱めるといった性質があります。
さらににおいの原因は口の中だけでなく胃の中からも関係してくるので、いつもの飲み物に対して少し意識しながら対策をとっていきたいですね。

将来歯を健康に保つ方法

虫歯や歯周病を原因に歯を失う高齢者は数多く、歯の寿命を延長したいのなら成年や壮年期から対策を始めなくてはいけません。
将来を見据えて知っておきたい歯を健康に保つ方法をお伝えします。

歯の表面や歯の隙間に歯垢が付着すると、歯を支えている歯肉などが少しずつ破壊されていく歯周病の発生につながりかねません。
こうした歯周病は歯を失う主要な原因に数えられ、プラークコントロールによる歯周病予防が歯の健康を保つうえで欠かせない要因になっています。

歯周病予防を実践するのであれば、前提として週1回以上は鏡で自分の歯ぐきを観察することを心がけましょう。

歯ぐきは加齢にあわせて下がり始めますし、高齢になると唾液量も減り、口腔内の自浄作用は低下していきます。
鏡で歯ぐきの腫れや虫歯を見つけたときには、放置せずに治療を行うことが大切です。

虫歯や歯周病を予防するためには、もちろん正しい歯磨きの積み重ねが求められます。
歯周病予防には、歯の面に対して直角に歯ブラシをあてて動かすフォンズ法や、歯と歯ぐきの間に毛先を入れて細かく動かすバス法が推奨されます。
とはいえ、歯ブラシだけでは磨きにくい部分も多くありますから、部位に応じて補助道具の活用も検討してください。

歯と歯の間や奥歯の奥に加えて、歯と歯ぐきの間には、フロスや糸ようじ、タフトブラシや歯間ブラシなどの活用が向いています。

そもそも歯は削ると自然治癒しないので、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、歯が悪化する前の予防を重視しなければいけません。

自分で歯の状態に問題を感じていなくても、一生健康な歯で過ごしたいのなら定期的に予防歯科を頼る方法が適しています。

予防歯科では虫歯や歯周病の早期発見と早期治療を期待できますし、PMTCといった歯のクリーニングを受けられます。
このほかにもフッ素コーティングやブラッシング指導などを望めるため、将来を見据えて歯を手入れしたい人は予防歯科に相談してみましょう。

歯周病が既に発生している場合には、歯周病の細菌によって口臭のもとになる硫化水素やメチルメルカプタンが産出されます。
産出された毒素は歯肉に炎症を起こしますから、
歯周病予防を果たしたいときには口臭も注意すべきポイントに該当します。

口臭予防には歯や歯ぐきの清掃のみならず、舌苔が付着した舌の清掃など口腔のケアが役立ちます。
自分の口臭がどうしても気になる人は、消臭成分を備えた青汁や緑茶を飲用してみても良いかもしれません。

歯を健康に保ちたい場合には、日常的に鏡で自分の歯ぐきを確かめ、
正しい歯磨きを実践しましょう。

高齢者の口腔内のケア

高齢者の口腔内は清潔な状態を保ちにくいので、毎日しっかりケアをしなくてはいけません。
丁寧な口腔ケアしないと虫歯や歯周病だけでなく、身体や心のトラブルにも繋がりやすくなります。
何歳になっても不満なく生活できるように、口腔内の正しいケア法をマスターしましょう。

高齢者の口腔内はトラブルが起きやすい

加齢と共に、高齢者の口腔内には次のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • ・噛む力や飲み込む機能が衰える
  • ・唾液量が減少する…噛む力が衰えるため
  • ・虫歯・歯周病になりやすい…唾液量が減少するため
  • ・味覚が変化する…唾液量が減少し、舌に舌苔がつきやすくなるため

顎の力の衰えなどが原因で、噛む力が低下したり唾液量が減少すると、消化不良などの身体のトラブルを起こしやすくなります。

また唾液には、細菌の繁殖を抑制したり口の中の汚れを洗いながす働きがあるため、唾液量が減少すると虫歯や歯周病にもなりやすくなります。

丁寧なセルフケアを心掛けよう

口腔内だけでなく身体や心の健康を保つためにも、セルフケアはとても重要です。
ですから、正しいケアの方法を身に付けましょう。

  • ・歯磨き…力を入れずに1本1本丁寧に磨く(歯肉と歯の間、歯の裏側も念入りに)
  • ・舌のケア…スポンジや舌ブラシで優しく磨く
  • ・入れ歯のケア…入れ歯専用ブラシや入れ歯洗浄剤でぬめりを綺麗に洗い流す

こまめに歯医者で口腔内をチェックしてもらうことも大切です。
自分でケアができない高齢者にケアをしてあげるときは、ガーゼなどを使って上記のケアをしてあげましょう。

唾液を出しやすくするトレーニング

唾液の分泌を促すトレーニングをすることも大切です。

  • ・耳たぶの少し前にある耳下腺を、4本指でクルクルと回すようにマッサージする
  • ・顎の下にある顎下腺と舌下腺を親指で押す

顎下腺と舌下腺の場所はピンポイントで見つけにくいので、親指で顎の下をスライドさせながら数カ所、押すのがおすすめです。
これらのトレーニングを、それぞれ5〜10回を目安に1日数回行いましょう。
その他に、舌の体操も取り入れればよいです。
舌を頬の内側に当てるようにして、左右に大きく動かしましょう。

正しい口腔内のケアを継続すれば、清潔な口腔内や健康的な心身を保つことができます。
歯磨きや舌のケア、唾液腺のトレーニングなどを、毎日行いましょう。