神戸市垂水区舞子のなかがわ歯科クリニックです。
秋が深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
10月から11月にかけては、気温の低下とともに空気の乾燥が進み、
お口の健康にも様々な影響が出やすい時期です。
今回は寒い季節に向けた口腔ケアのポイントをお伝えします。
・乾燥シーズンの本格到来
秋から冬にかけては、一年で最も空気が乾燥する季節です。
暖房の使用も始まり、室内の湿度はさらに低下します。
お口の中が乾燥すると、唾液による自浄作用が低下し、
虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。
こまめな水分補給に加え、室内では加湿器を使用しましょう。
また、鼻呼吸を意識することも重要です。
口呼吸は口腔内を乾燥させるだけでなく、
風邪やインフルエンザのリスクも高めます。
就寝時にマスクを着用するのも効果的な対策でしょう。
・免疫力低下と歯周病の関係
寒くなると風邪をひきやすくなるように、
免疫力の低下は歯周病の悪化にもつながります。
免疫力が下がると歯周病菌は活発になり、
歯茎の腫れや出血を引き起こしやすくなります。
バランスの良い食事、十分な睡眠、
適度な運動を心がけ、免疫力を維持しましょう。
そして丁寧な歯磨きとフロスの使用で、
口腔内を清潔に保つことが大切です。
もしお口に違和感を感じた場合は、
歯医者さんに行くようにしましょう。
本格的な寒いシーズンの到来です。
年末年始に向けてお口の状態を整えておきましょう。

