ホワイトニング治療と知覚過敏

白い歯は印象をよくする

笑顔になった時や、ふとした仕草の時に口元に白い歯が見えるとそれだけ印象がよくみえるものです。

多少の黄ばみや着色は、一般的な歯石・歯垢の除去、クリーニング(PMTC)で改善されますが、より白い歯を求めて、今では身だしなみの一貫として定期的にホワイト二ングを受けるというケースも増えてきました。

以前はホワイト二ングと聞くと特別な施術のイメージを持たれがちでしたが、就職活動や転職活動をきっかけに施術を受けるという方も非常に多いです。

しかし、ホワイトニングのような審美治療には積極的な方がいる一方で、抵抗感がある方も少なくありません。
その理由の一つとしてホワイトニングによって知覚過敏になるという観念があるようです。

このような心配をお持ちの方は安心していただきたいのですが、現在の審美治療は技術の発達もあり、
液剤などが原因で知覚過敏になるような心配はありません。

誤解される原因として、2つの誤った情報があります。

1つ目は歯の表面上にホワイトニング剤を塗布する事により、表層に位置しているエナメル質のカルシウムが溶け出し脱灰が生じ、
その事によって光が乱反射し歯白く見えるのではないかという情報。

もう一つは過酸化水素がきっかけで生じた分子が露出している象牙質や亀裂、虫歯などから
深層部に侵入していき神経に刺激を与え知覚過敏になるのではという情報。

しかし、実際には白い歯にする段階でそのような事例は起こりません。
仮に液剤により脱灰が生じても現在使用されている液剤の調整量を考えると、速やかに再石灰化が始まり修復します。

つまり白い歯を手に入れる為にホワイトニングを施術し、知覚過敏を発症してしまうという心配はしなくても大丈夫という事です。

もし心配であれば施術を依頼する歯医者、知覚過敏に対する不安やその他心配している旨をきちんと伝えると術前に検査をしてくれますので、
遠慮する事なく伝えるようにしましょう。

万が一知覚過敏に見舞われる可能性が通常よりも高めであると判断された場合、
より一層濃度が低い過酸化水素が用いられているホワイトニング剤を使用するなど、きちんと対応がされます。

もしホワイトニングをしたいと考えていても、抵抗があって施術が出来ない方はご参考ください。

この薬剤を用いたホワイトニングは、ご自身の歯(天然歯)に有効です。
差し歯や、セラミック等の被せもの、詰め物には作用しませんが、一般の歯のクリーニングは有効です。